2023年03月27日

parU「都市農業遺産ミニシンポジウム」外国の先生方の報告が行われた。


「都市農業遺産ミニシンポジウム」が、3月21日(火)、13:00から
大手町の3×3Lab Futureで開催された。
参加者はここから。

「都市農業遺産に関する国際共同研究(INSUAH)」の趣旨説明を
飯田晶子先生が担当されたことは、紹介した。




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ドイツのアーヘン大学・フランク・ローバーグ教授

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フランク教授のパワーポイント





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ヨーロッパの国々は、城壁都市で城壁の外に農地が広がっていて、
城壁の中に農地は無いと聞いていたし、認識もしていた。
したがって、日本のような都市農業は無いものと思っていた。

しかし、フランク教授は日本と同じような農地を紹介してくれた。

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農家の後ろに短冊状の農地が伸びている。






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もう一つ注目したのが、短冊形農地のある地域を観光資源として
巡る案内板があるとか、これなど東京でも活用できる。

東京の事例では、都内50か所に農業説明板を建立してあることを
紹介すればよかった。







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インドネシア・パジャジャラン大学オーカン・アブドエラ教授

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オーカン教授のパワーポイント





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都市農業として紹介されたのは、ジャワ島のバンドンで
森林も含めた都市農業。

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江戸東京野菜が世界食糧計画に取り上げられた
映像を入れて、紹介してくれた。






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ブラジル・サンパウロ大学ルシアナ・フキモト・イチカワ博士

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ルシアナ博士のパワーポイント






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サンパウロの南部にある都市農業を紹介した。

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農業は、先住民族、日本人を含めた移住者等が取り組んでいると。






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キューバ・ハバナ大学、ホルヘ・ペーニャ・ディアス教授

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ホルヘ教授のパワーポイント






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キューバは、ハリケーンが通過する点は日本と似ている。

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1991年のソ連崩壊後の経済危機により、キューバには、従来の
石油輸入量の50%以上と輸入食糧のほとんどが届かなくなりました。
経済危機が起こるまでは,基本食料は低価格で配給されていた。

これにより、都市住民が住宅の周辺で野菜を栽培するようになった。

ホルヘ教授は、内藤カボチャに似たカボチャの他
昔からの野菜が栽培されていると紹介された。






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意見交換が行われ、先生方への質問もされた。


追録
ミニシンポが終った一行は、
晴海・黎明橋の袂にある屋形船あみ達の晴海乗船場に、
タクシーに分乗して向った。


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掘り炬燵式だから、各国のも皆さんも寛いでいた。

横張教授の乾杯の発声で、日本語で「カンパイー!」

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船首に近いテーブルに座ったが、前に横張先生、そのお隣が
NPO birthの佐藤瑠美事務局長、そしてみどりのまちづくりセンターの
山口忠志さん(事務局係主査)は私の隣。

船は朝潮運河から隅田川に出て、勝鬨橋を潜って上流へ・・・





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お料理のメニュー

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お酒は飲み放題

清洲橋の手前で、横張先生に清州橋は、ドイツのケルン市
あった大吊り橋をモデルにしたと言われていて、
隅田川に掛かる橋の中でも一番美しい橋だとお話しすると、
先生は立ってマイクで皆さんに説明。

ドイツの先生方は、船首に出てご覧になっていた。







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船は、言問橋と桜橋の間にしばらく停泊した。
皆さんは、デッキに出て、桜堤の桜と、スカイツリーを
眺めていた。

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言問橋と桜橋に挟まれたここには
何艘もの屋形船が停泊している。







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船内では、皆さんカラオケで楽しんでいた。
フランク教授はイエスタディ―を熱唱され、全員が唄った。

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2時間半の屋形船を楽しんだ。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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