2023年04月01日

奥多摩の伝統野菜「治助芋」の植え付けの手伝いに行ってきました、と増田純代さんから連絡がきた。


3月21日に奥多摩町の「おくたま海沢ふれあい農園」で行われた、
江戸東京野菜の治助芋の植え付けの手伝いに行ってきました。と、
江戸東京野菜コンシェルジュの増田純代さんから、
写真添付のメールが届いた。

当日は、NPO法人樹恩ネットワークのメンバーも来ていて10名程で
作業を行ったという。






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増田さんは、2018年に奥多摩町公式体験農園の
「おくたま海沢ふれあい農園」が企画した江戸東京野菜の奥多摩
わさび収穫体験」に参加したことから、交流が始まった。

2019年度には管理運営者の堀隆雄さんから、野菜ソムリエプロ・
キッズベジフルクッキング講師等の活動経験をかわれて、
氷川小学校での食育の授業を、2020年度とおこなっている。

その後、新型コロナの影響で、ふれあい活動は中止されていたが、
今回は、治助芋の植え付けを行いたいと頼んでいたもので
堀さんから、お声がけを頂いたとか、


午前中は堆肥を入れて耕運機で畝づくりを行い。
耕運機も皆で体験もしたという。

勿論、耕運機は講習会を受けて、「利用契約書」を提出している。





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昼は、ふれあい農園管理棟で食事をとった、

上の画像をタップする
地元「山鳩」のお弁当(右)と、
貯蔵していた、治助芋(左)を蒸かして、ふれあい農園スタッフの
大野さんの自家製ネギ味噌で食べたとか。





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午後は、マルチ張りで、今年の「おくたま海沢ふれあい農園」の
活動から堀さんは多忙なために、土寄せ作業や草取りをする時間が
無いので、しなくてもよい栽培法だそうだ。






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堀さんの栽培法は、独特で、マルチを張り、バーナーで穴を開け、
深さ20〜30aほど掘って、

上の画像をタップする
種イモを穴に入れ、灰を混ぜた堆肥を穴の壁に塗るようにしてから、
土を被せた。
この堆肥、地元小学校の給食の残飯などを入れて、
循環型農業を実践していた。

9時半から16時までの、ハードな作業は終わった。ご苦労様でした。
収穫は6月の末ごろの予定だという。





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作業が終わって、管理棟では、慰労に
バニラアイスとコーヒー。
冷凍の蒸かしたサツマイモ「紅はるか」を、オーブンで温めて


追録
ここ、おくたま海沢ふれあい農園は、東京では珍しい、
滞在型農園、ドイツのクラインガルテンを導入している。

海沢には、奥多摩山葵栽培組合の試験田がある。


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達
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