2023年04月05日

三國シェフが、清瀬市のなみき農園が栽培するセルリーのハウスに来てくれた。


清瀬市で、セルリー(セロリ)栽培をしている、並木猛さんの
清瀬市中清戸3丁目のハウスを見てきたことは報告した。

今年も、並木さんは良いものを収穫していたので、ソシエテミクニの
岡本孝一さんを通して三國清三シェフに伝えてもらった。

並木さんは、昨年10月に思い出作りにと、オテルドウミクニ
行くというので、三國シェフに一緒に写真を撮ってもらえるように
シェフのスマホに電話をしてお願いした経過があった。
東京の代表的なセルリー栽培農家で、収穫期にはご案内をしますと、
伝えていた





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すでに中清戸3丁目のハウスの収穫は終わっていて、1丁目のハウスは、1週間でなくなると伝えていたものだから、先約があったようだが、
こちらを優先して、岡本さんが運転して、
丸の内や横浜店の若いシェフも連れてこられた。






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セルリーが栽培されているところは、はじめて見たようだった。

セロリは、フレンチのソースづくりには、玉ねぎ、ニンジンと共に、
必ず使う野菜だと云っていたが、収穫したばかりのセルリーは
食べたことが無かったようなので、葉と細い茎も食べてもらった。

葉を食べながら、調理のヒントが浮かんだような感じだった。

東京でセルリーをこの規模で栽培している生産者は居ないと話すと
並木さんが、取り組み始めた経過に興味を持たれたようで、並木さんが

師匠・伊藤仁太郎さんの栽培技術を伝承していることなどを
聞かれていた。







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並木さんの、お母さんがいらしたので、
どのような料理で食べているかを訪ねていた。
お母さんは82歳、生で食べるほか、煮物、漬物、天ぷらだという。

他には、増田さんに教えてもらっているという。
増田純代さんが朝から手伝いに来ていて呼ばれた。
増田さんは先日奥多摩の情報をくれた。

セロリのお料理について聞かれた増田さんは
「中華風セロリそぼろご飯」
(黒オリーブを入れてオイスターソース味ですとお伝えしたら
美味しそうだねと感想をいただきました)

「塩レモンチキンとセロリの炒め物」
また、ミートソースやスープにセロリを入れると深みが出るので
旨みがありますね。
香りが良いのでハーブのように使います。とも
上原さんの料理を思い出して紹介したとか。

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このことは三國シェフのYouTubeに紹介されている。





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清瀬市の農業振興を進める渋谷桂司市長が
三國シェフの歓迎に来られた。
植田貴俊地域振興部長、保原樹主事も帯同されていて、
保原主事は、江戸東京野菜についてもご存知で、
当ブログも見てくれているようだった。

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4月5日から地域の方々にも即売をすると貼り紙があった。






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サカガミ清瀬店には、並木さんのコーナーが設けられていた。
三國シェフは、YouTube用に、岡本さんが撮影していた。

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「並木さんの江戸川セロリ」として販売されていた。
並木さんが、江戸川の伊藤仁太郎さんの種を受け継ぎ、採種も
しているから、律義に「江戸川セロリ」と呼んでいるようだ。





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セルリーの葉の天ぷら

三國シェフは、清瀬のフレンチレストランで、並木さんの
セルリーの料理を食べたいと云うので、使ってくれている
レストランに連絡してもらったが、月曜日は休みと云う事で、
「きんぺい.」鮨をセットしてくれていた。

セロリのポン酢漬と、
焼き目セロリを酢漬けにしたネタの握りを頂いた。
美味しかった。

保原主事から頂いた商工会発行の「味な、きよせ」に載っていた。


追録
江戸東京野菜コンシェルジュの増田さんは隣の東久留米市から
手伝いに来ていて、帰り際にセロリのドレッシングと
ジャムは出来たばかりですから食べてみてくださいと手渡された。

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東久留米市の奈良山農園の野崎社長は数年前から、店でセルリーを
販売していたが、並木さんに頼まれて、製品化に取り組んでいた。
昨年、ドレッシング、今年はジャムで販売前に持ってきてくれたとか、

美味しい!!

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達
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