2023年05月17日

寺島ナスの定植作業に励む、TJGのfood culture courseの2年生。


東京女子学院高等学校 food culture courseの
江戸東京野菜の出前授業、座学については報告したが、
その後、渡邉和嘉講師の指導により寺島ナスの定植作業を行った。

寺島ナスについては、三鷹の星野直治さんが
接ぎ木苗を作っていることから、先日伺ったことは報告した。




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定植に先立って、パワーポイントで定植の仕方について、
説明を行った。

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寺島ナスは、鶏卵大のナスで、この大きさで収穫する。
大きくすると、紫の色はボケ、切ってみると種は黒くなる。





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寺島ナスの苗は、連作障害を防ぐために、
星野直治さんが作っている接ぎ木苗を活用している。

台木は、トリバムピガーで、継いだところより下は強く、
そこから伸びている葉に養分が行くと、継いだ先のナスの
成長は遅れることから、摘み取るように指導した。

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この菜園、昨年は、同じナス科の内藤トウガラシを栽培していた。

畦の上には、馬糞堆肥が保積先生方によってまかれ、
渡邉講師が菜園の端を掘って、土を混ぜながら
定植の仕方を実演した。





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生徒たちは、渡邉講師のように、2人3人で1本の苗を定植した。

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苗の周りに土手をつくり、散水した水がたまるように・・・・






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上手に、定植が出来た。
この圃場、6月から9月までは数機の冷房の送風機の風が
常時舞うことから、苗用の短い支柱をたてて、麻ひもで結んだ。

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最後に、化成肥料を蒔かせた。





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小雨が振ってきたので、農園での定植作業は延期、

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内藤カボチャと、トウガラシの苗。

寺島ナスに、内藤トウガラシの苗は、連作にならないように、
定植場所が決められた。
夏休み明けには、練馬ダイコンなどが播種される予定。


後日、保積先生の指導で定植したという。


posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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