「はじめての江戸東京野菜講座」を開催しました。
この講座は、江戸東京野菜に興味を持ち、知りたいという方の他、
コンシェルジュの資格のある方の中でも、最近の江戸東京野菜の
情勢などを知りたいという方々を対象に開催しています。
協会の講座では、江戸東京野菜を知っていただく一つの手法として、
毎回、その季節に収穫される江戸東京野菜を食べていただくことも
実施していて、今回は、八王子市の伝統野菜「川口エンドウ」を
試食して頂きました。
また、江戸東京野菜を知るばかりか、コンシェルジュの資格を持った
方が、どのような活動をしているかなど、コンシェルジュの資格を
持って、活発な復活や普及活動を展開している方に、お話をして頂く
ことも重要で、今回は8期生の森川洋一さんに
お話をお願いいたしました。
コンシェルジュ協会スタッフとしては、佐々木昭さん、福島秀史さん、
松嶋あおいさん、川並三也さん、渡邉和嘉さん、
若林牧子さんで対応した。
福島理事の進行で始まった。
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持続可能な開発目標(SDGs)と、江戸東京野菜の関わりから入り、
東京の農業は日本農業の縮図。練馬大根を事例に伝統野菜の物語。
四季ごとに収穫期が決まっている伝統野菜
揃いが悪いのが特徴で、流通に向かない品種などについて説明。
紹介した。
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記入について説明を行った。
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川口エンドウ 生とゆでたもの
市販のキヌサヤ ゆでたもの
食べくらべの際に印象をメモしていただくために
このようなシートを配って説明している。
福島農園で前々日に収穫してきた様子などを皆さんに報告された。
■食べ比べ(若林さんが収獲した川口エンドウ)
川口エンドウ、絹さや 2%の塩で35秒茹でた。
同条件で。茹であがったら、水に浸けずに、
ざるの上で冷ます「おかあげ」にしている。
莢が水っぽくなく、色もきれい仕上がるため。
川口エンドウは、莢がしっかりしているので、
茹でてもシャキシャキの食感が残る。
川口エンドウの魅力であるシャキシャキ感と、ジャガイモの
滑らかさの対比の組み合わせを感じてもらいたくて、
ポテトサラダにした。
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ポテサラには、莢を斜めに三等分にして切ったが、
少しぷっくりした実が弾けて、ポテサラに散らばったのもあり、
莢と実を楽しんでいただけます。
他に入れた食材は、
スモークチーズ、粒マスタード、ホワイトバルサミコ、
マヨネーズで、
若林さんは、皆さんに川口エンドウを知っていただくための
料理として、はじめて作ったそうだ。
2. コンシェルジュへの道(ライセンス取得)8期生
3. 江戸東京伝統野菜フェア(都庁食堂)
知事室で小池知事にレクチャーをしたときに森川さんに
資料を作って頂いた。
フェアは、平成28年は、7週にわたって行われた。
29年は10週間わたり行われた。
4. イベント主催・共催
@ 荻窪「コノカフェ」
A 新宿「KIBOKO」(ビーガンカフェ)
B 原宿「ミナガワビレッジ」
C 池袋「手打ち蕎麦一栄」
D 江戸東京農業名所巡り「早稲田茗荷編」「寺島なす編」
E おとなの浦和塾「さいたま市岸町公民館」
5. 協会の一員として
@ 東京都農業祭(明治神宮)
A 第12回東京都食育フェア(代々木公園ケヤキ並木)
6. イベント参加
@更科蕎麦と江戸野菜を味わう会(麻布十番更科堀井)
A檜原村わさび田
B香取神社
C品川神社
D講談
E井之口農園「千住ネギ踊り食い」
F渡戸ファーム「山分け会」
G江戸野菜の太巻き講習会
H高倉大根の沢庵漬け講習会
7. 今後の活動
@ 東京福神漬けを名物に
A 紅赤・くわいの普及
森川さんの活発な活動は、広範囲で、皆さんに参考になるものだつた。