2023年06月03日

小金井市で農業体験、環境教育の実践をしている渡邉先生を案内して「ゆっくり農緑」へ


小金井市の「わくわく都民農園 小金井」で、毎週水曜日の放課後を
活動日として、小中学生に野菜栽培から販売までの農業体験、
環境教育の実践をしている渡邉裕樹さんが、

あきる野市で無農薬、無肥料の自然農業「ゆっくり農緑」を
管理している石川敏之さんを紹介したブログを見て

自然農業を見せてもらいたい、石川さんの話を聞きたいと、
コンシェルジュ協会の松嶋あおい理事を介して、依頼があった。

松嶋さんとは7月に、渡邉さんのマクワウリを見せてもらっている。




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「ゆっくり農緑」は、五日市線武蔵増戸駅に近いことから松嶋さんと、
待ち合わせをしたが、石川さんが車で迎えに来てくれた。

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農縁には、しょうじ さとしさんが来て、草むしりをしていた。
しょうじさんは今年の選挙であきる野市議になられたそうで、
石川さんの農法や食育に注目されているようだった。

渡邉さんの専門は、美術で図工の教員を昭島市立つつじが丘小で
10年もやっていたという。(過去の図工ブログ

そんなご縁もあり、4月から昭島市立光華小学校の眞砂野校長に
依頼されて、2年生の図画工作と生活科の講師を月2回受け持って
いるという。






上の動画は 拡大.JPG で拡大して 右向き三角1 を押す。
   
渡邉さんは、SDGsの視点から自然農業を実践して、子供達と野菜の
栽培をしたいと思っていたようで、石川さんに盛んに質問をしていた。






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渡邉さんは、このような自然農業を、わくわく都民農園・小金井で
実施したいようだが、周りの農園の方々が何て云うだろう。

上の画像をタップする
レッドロメインレタス、色々なタネ袋が籠の中にあった。
亀戸大根が、莢を付けていた。
渡邊さんに、柔らかいうちの大根の莢は、食べても美味しいし、
子どもに教えるのも良いと伝えると、柔らかい莢をかじって
「ダイコンの味がする!」。

松嶋さんにすすめられてそら豆も生で美味しい。






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フェンネルの花が咲いていたが、石川さんに甘いですよと
促されて、食べた渡邉さん。
美味しい!、しばらくして、甘い!  とも。

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農縁の、奥の方から眺めると、農縁は結構広い。
地這いキュウリ、ルバーブ、スイスチャード

石川さんの菜園仲間の河村卿子さんは、
赤皮栗カボチャなどを植えさせてと持ってきたという。
ステンレスザルを被せてあるのは、河村さんの栽培法。

河村さんのご主人正之先生は、
渡辺さんの母校東京学芸大の元美術の教授。






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あきる野市から車で、
第二圃場「上川圃場」のある八王子へ案内して頂いた。
この圃場は、上川熊野神社の隣にあり、
昨年、借りる予定だと聞いていた。

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八王子の歴史伝承作物「宗兵衛裸麦」を栽培していが、
昨年栽培した、亀戸大根が、花を突けていた。

「宗兵衛裸麦」の復活普及を実践している、高野重春さんと、
登坂信美さんは昨年、麦踏のイベントの後、芋煮会を開催したが、
今年は麦畑を猪にやられて、麦は全滅したと聞いている。





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松嶋さんから、昼食は石川さんの食材を使っている店で食べたいとの
リクエストがあったので、石川さんは躊躇なく、檜原村の
ヴィッラ・デルピーノに案内してくれた。

上の画像をタップする
2011年に来て以来だ。





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前菜
ひのはら舞茸のオーブン焼き、サラダ仕立て
森の風゜天然酵母パン付

上の画像をタップする。
パスタ
あきる野・ゆっくり農縁のそらまめと
五日市新たまねぎのルッカ風ショートパスタ





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五日市フルツトマトとバジル・グラナパダーノチーズ・スパゲティで

上の画像をタップする
食後のドルチェ、檜原のナツハゼの実
食後のカフェ

偶然、2011年にお会いして以来の、丸山美子さん
お客さんを案内してこられた。

帰りかけに、丸山さんに目礼して店を出てきたが、
追ってこられて、湯久保村に伝わる鑾野大豆の話を伺った。






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石川さんが、昼食に檜原村に行くというので、ルバーブの現状を見ておきたいので、鈴木留次郎さんに連絡を取ってもらった。

今年は、東京女子学院高校と、新渡戸文化高校でも、
ルバーブの調理指導を行う。

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鈴木さんの圃場では、ルバーブの他、江戸東京野菜の白岩ウリと、
おいねのつるいもの他、檜のジャガを栽培していた。

昨年は、「食彩の王国」で、鈴木さんが紹介された。



追録


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帰り道、檜原村の土産・舞茸を売っていた。


上の画像をタップする
「昔のきゅうり」も売っていた。
白岩うりと同じように、檜原村に伝わっている。


追伸
ブログに掲載したことで、渡邉さんからメールを頂いた。

「河村さんの、マクワウリの記事も興味深く
拝読させていただきました!
マクワウリ食べ比べも、素焼きのウリの台も、
なんともステキな取り組みです!

今年は、こども農園のマクワウリの苗が育たなくて、
かなり厳しい状況です。
マクワウリについて、ぜひ今度教えていただきに、
尋ねてみたいと思います。」
とあった。

マクワウリの収穫時期に、ご案内いたします。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 農のある景観と環境
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