先週開催したが、今回は最終日。
皆さんお忙しい中、ご都合をつけていただいて、江戸東京野菜への
熱い思いを感じた。
今回の講師陣は、押上「よしかつ」のご主人佐藤勝彦講師で
江戸東京野菜をはじめ、東京の食材をお客様に提供している。
阿部希望先生は宮城大学助教で「伝統野菜を作った人々」の著者。
江戸東京野菜コンシェルジュでは、多彩活動を展開している
増田純代講師、江戸東京野菜を栽培する農業者でもある福島秀史さん。
食べ比べは木村えり子さんが担当する。
第一寺島小学校で復活が始まった年から、東京の食材に
こだわった料理を提供している。
今年の8月には、地元で開催しているイベント「「寺島なす祭り!」」に
昨年から参加して普及に協力している。
同店では、佐藤さんの話を聞くことを楽しみにしているお客も多い。
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飲食店の店主としての立場でお話して頂いた。
佐藤講師は、江戸東京野菜はSDGsと親和性のある商材として
環境面を紹介した。
江戸東京野菜は、東京の伝統野菜と云う事で東京の生産者に会い、
東京の農業を知ると江戸東京野菜に限らず、東京産の野菜に
理解が広がり、環境問題に大きく係わっていることを知る。
江戸東京野菜と交配種の野菜との違いの個性を調理で引き出し、
お酒とのペアリングを実現している。
注目してくれていた。
2021年から宮城大学食産業学群 フードマネジメント学類助教
として活躍されている。
テーマは「先人たちのタネづくりの足跡をたどる」
〜練馬大根とタネの物語〜、
今回、滝野川コボウ、ニンジンの復活を行っている瀧野川八幡様に
係わる「東京種子同業組合」についても紹介された。
大正5年に瀧野川を中心とした大手種子問屋46社が、種子の品質管理と
値崩れ防止のために結成されたもので、八幡様の社務所で
協議が行われていた。
組合では母本選定をして採種農場を管理。種の価格決定していた。
しかし、時代と共に採種地が地元から遠い千葉や埼玉に移ったことで
管理が難しくなった。
昭和18年に解散している
最近の著書についてお聞きしたら、
共著として近日中に発売されるとのこと。楽しみだ!
活発な活動を展開している
その活動を紹介した。
川口エンドウ応援女子隊、治助イモの植え付けに、
氷川小学校の出前授業。三國シェフに説明もしている。
初日は、内藤カボチャを食べていただいたが、今回は福島秀史理事が
栽培している八王子ショウガを調理して頂いた。
八王子ショウガのパウンドケーキと谷中ショウガの
パウンドケーキの食べ比べ。
生地の中にすりおろしたショウガとみじん切りにしたショウガを
混ぜ込みました。
さらにケーキの上にスライスしたショウガをトッピングしました。
それぞれのショウガの違いを感じました!谷中ショウガの方が
しっかり辛味を感じ、八王子ショウガはやさしい味わい。
香りも違いました!と嬉しい感想をいただきました
江戸東京野菜を使ったすずしろ汁を作って提供している。
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木村さんに調理して頂いた。
八王子ショウガの甘酢漬け生ハム巻きと、
刻み甘酢漬けの生ハム手まり寿司でした。
甘酢はりんご酢を使いましたが、手まり寿司のお酢は
軽やかな酸味の白バルサミコ酢を使いました。
オギプロファームで農薬不使用、無肥料栽培を実施している。
江戸東京野菜ファンクラブ発足の経過や、江戸東京野菜の
栽培について紹介した。
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