復活栽培を依頼された。
江戸東京野菜の復活普及の一助として、江戸東京・伝統野菜研究会としてお受けし、栽培指導の渡邉和嘉副代表と共にお手伝いをしている。
昨年、冨士、榛名、稲荷の末社例祭において、瀧野川ゴボウの
播種祭が執り行われたが、参集された氏子の皆さんに、滝野川の
ゴボウ、ニンジンの歴史などについてお話した。
また、9月の収穫祭では栽培の経過についてお話した。
これら経過の中で、氏子の一人として参加されていた
「北区史を考える会」の有馬純雄会長から、今年1月末の同会
総会後の月例研究会で講演を依頼された。
北区中央図書館区民の会副会長で、地域資料部会会長を
されている有馬純雄会長から3月にメールで、瀧野川八幡神社で
収穫されたゴボウを、北区中央図書館区民の会の皆さんに見て
もらえたら、区民の認識も深まるのではないかと、
講演を依頼されたもの。
講演に先立ち11時から瀧野川八幡様で収獲が行われ、
前列のテーブルに瀧野川ゴボウが置かれた。
上の画像をタップする
有馬会長に、司会進行をしていただいた。
座られていて50数名となっていた。
上の画像をタップする
講演のテーマは、「知りたい、見たい 瀧野川牛蒡と瀧野川人参」で、
まず、1、SDGsと江戸東京野菜、2.東京農業の役割、
3.江戸で栽培されてい各種野菜、4、東京府北豊島郡の特産野菜、
5.瀧野川の種屋街道、6.東京種子同業組合と瀧野川八幡神社、
7.瀧野川人参の復活栽培、8瀧野川かぶの復活栽培、
9、練馬大根の種で始まった瀧野川の三軒家
について1時間半の講演だった。
同館の保垣孝幸地域資料専門員や区民の会の広報を担当している
尾関和子さんが興味を持って質問された。
北区には農地は無いと聞いていたと云っていたが、
浮間に唯一残る農地を紹介した。
上の画像をタップする
呼んで、皆さんに買っていただいた。
上の画像をタップする
大野君は、渋沢栄一が逝去するまで、養育院の維持・拡大に
尽力したことから、パッケージにイラストを描き、この事業で
得た利益を子ども食堂や児童擁護施設に
寄付をしたいと思っているという。
農政部長石原健二さんがご夫妻で来られていた。感謝です。
上の画像をタップする
また、帰り際に東京農大第一高等学校中等部家政科の沼田美里教諭に
お会いしたので、東京女子学院高校フードカルチャーコースや
新渡戸文化高校のフードデザインコースで、江戸東京野菜の栽培指導を
行なっていることなどをお伝えした。
平田りさ区議も北区の伝統野菜に注目されていた。
尚これら写真は北区にお住いの江戸ソバリエの松本一夫さんに
撮って頂いた。松本さんありがとうございました。
追録
1階の部屋に、講演の関連企画展示として
「育て! 瀧野川ゴボウ」のパネル展示を行ってくれていた。
上の画像をタップする
第一回の播種祭から、瀧野川ゴボウの花にミツバチが
蜜を集めている写真までが掲載されていた。
追伸
北区図書館活動区民の会栗原会長と北区立中央図書館持田館長名で
当日のアンケート結果が送られてきた。
アンケートに記載された38/50の方々に感謝いたします。
北区歴史講演会4アンケート結果はここから。