佐藤エダ女将が始めたことで、
2015年に大根についてゲストチィーチャーとして、神奈川県農業技術
センターの原康明研究課長〈三浦半島地区事務所〉と
共に招かれたことに遡る。
地元佐助稲荷に市民を助けた大根の逸話が残っていた。
私を招いたエダさんの本音は、佐助稲荷に伝わる鎌倉のダイコンを
探してほしいという事だった。
それが、近くの浜「由比ガ浜」に生きていた。
その後、「鎌倉だいこん未来研究クラブ」を結成して2019年12月に
収穫祭を実施したが、会長の花村さんが体調が悪いと退いてからは、
会長席は空席となっていた。
今年になって、地元佐助にお住いで会社役員の山下祐作さんが福来鳥の
「佐助シェア畑」で活動をしている若い人達の作業を見て、
私も野菜作りがしたいと福来鳥を訪ねた時から、野菜作りを始めた。
エダさんは、「鎌倉だいこん未来研究クラブ」の初期からのメンバー、
渡邉公子先生や、名和幸子さんの了解を得て、山下さんに、
空席になっている会長ポストを打診した所、鎌倉大根の普及の
お手伝いをしましょうと、お引き受けいただいたという。
先日、鎌倉大根の固定化栽培をしている神奈川県農業技術センターに
伺うから、これまでの経過について話を聞きたいと
京成久里浜に呼び出された。
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16時過ぎの、農業技術センターは西日が強かった。
左から渡邉公子先生と佐藤エダさん、山下会長。
三浦半島の農業技術センターは「大根の栽培」がされていた。
竹本稔課長に対応して頂いた。
同研究課の原元課長は数年前に退職されており、
「来研究クラブ」について私からお話した。
同農業技術センターには、鎌倉大根の固定化について福来鳥の
佐藤エダさんが、文書でお願いした経過もあり、毎年報告を
受けていて、2021年には私も伺っている。
今年は、エダさんが農業技術センターに来ている。
竹本課長からは、農業技術センターの考え方を話された。
一般県民にタネを分けることは、技術センターの性格上出来ない。
したがって現状の「未来研究クラブ」にも、エダさんにも
差し上げられない。
鎌倉市とか、神奈川県のJAとか、神奈川県の農家等が
対象となるとのことだった。
竹本課長の話を受けて、山下会長には、私の考えを伝えた。
まず、「鎌倉だいこん来研究クラブ」のNPO化。
これについては渡邉先生が、NPO化のノウハウを持っている。
更に、松尾市長に、市内小中校の食育授業の推進を依頼することも
必要で、鎌倉市に取り組んでいただくよう要請する。
すでに2016年には、市内中学校に実施している。
また、農家に栽培して頂くことも重要で、新たに連売所で
鎌倉野菜として販売してもらうことも必要。
これには、買うことも必要だ。
更に、市民を対象にした収穫祭なども実施することも必要と、
これまでの事例から伝えた。
山下会長は納得されたようだった。
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このようなタイプを残していきたいと考えている。
追録
山下会長はお帰りになったが、渡邉先生とエダさんに
三浦に来たので三浦三崎港のマグロ問屋が出している鮨割烹豊魚へ
ご案内頂いて、生ビールで乾杯した後、今後の「未来研究クラブ」
について、お話を伺った。
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渡邉先生から、藍で染めた手ぬぐいを頂いた。
渡邉先生は、鎌倉大根で染めているが、バスツアーが来るほど
人気を集めている事は、ご案内している。
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塩鮪の握りはレモンを絞って頂いた。
鮪のカマステーキは始めていただいたが、3人で分けていただいた。
美味しかった。ご馳走様でした。
追伸
その蓮華寺は、福来鳥のある佐助に創建され、鎌倉時代に現在の地に移った事をお伝えしたら、このご縁を確認しに、東向島に行きたいというので、案内することになった。
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