2023年11月05日

11月だというのに、赤いトウモロコシ「大和ルージュ」が受粉の最中だった。


3日のテレビ朝日・報道テーションが、連休初日も記録的暑さの夏日、
農産物への影響が出ていると報道していたが、青空をバックに、
カラフル野菜の小山三佐男さんが写っていた。

小山さんは、先日麻布台ヒルズの“ヒルズハウス" に行って、
シェフの皆さんにカラフル野菜をアピールしていた。

畑の様子は、7月に紹介しているが、苦労をしていたから、
苦労話かと思っていたら、この暑さを利用して、トウモロコシが
収穫に向けて育っていた。





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このトウモロコシは、赤いトウモロコシの「大和ルージュ」
奈良県の種苗会社が育成したもの、

都市農家の中でも、種が高いから栽培している生産者は少ない。
小山さんは、露地でカラフル野菜を栽培していて、
夏は白いトウモロコシとセット販売を試みた。

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翌日、早速伺った。
夏は背丈が高かったが、普通の背丈で、
受粉した大和ルージュは、粒が太りつつあった。

この時期、大和ルージュの栽培を思い立った動機を聞いた。

彼岸過ぎになっても猛暑が続いていたし、
仮に寒くなってもトウモロコシを覆う皮が厚いので持つだろう、
根の張りが強いので、寒さにも耐えられると思った等で、

白いトウモロコシは無理かもしれないが、暖冬ならルージュは
できると思って、8月25日に種をまいた
」という。

この気候なら白いトウモロコシも出来たろう。






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親の代から農家だったら、こんなことは考えないだろうが、
小山さんは結婚してから農家の後継者になったことから、
舅さんの農業とは異なるカラフル野菜など、レストラン向けの
栽培に特化しているからテレピの取材も多い。






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小さいトウモロコシを、もいでくれたが、かじって見ると
芯まで柔らかく甘かった。






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レタス類は、今が最盛期を迎えていた。

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このところの暑さでは、霜が降りないし、降りても日中の暑さで、
土が乾いてしまうから水やりが必要だという。







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赤いカブの ”もものすけ” は、フルーツのように
甘いカブとのキャッチフレーズがついている。

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レストランに出荷するのかカラフル野菜がトレーに入っていた。

夏には、内藤カボチャも作っていて、完売だったという。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達
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