農産物への影響が出ていると報道していたが、青空をバックに、
カラフル野菜の小山三佐男さんが写っていた。
小山さんは、先日麻布台ヒルズの“ヒルズハウス" に行って、
シェフの皆さんにカラフル野菜をアピールしていた。
畑の様子は、7月に紹介しているが、苦労をしていたから、
苦労話かと思っていたら、この暑さを利用して、トウモロコシが
収穫に向けて育っていた。

奈良県の種苗会社が育成したもの、
都市農家の中でも、種が高いから栽培している生産者は少ない。
小山さんは、露地でカラフル野菜を栽培していて、
夏は白いトウモロコシとセット販売を試みた。
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翌日、早速伺った。
夏は背丈が高かったが、普通の背丈で、
受粉した大和ルージュは、粒が太りつつあった。
この時期、大和ルージュの栽培を思い立った動機を聞いた。
「彼岸過ぎになっても猛暑が続いていたし、
仮に寒くなってもトウモロコシを覆う皮が厚いので持つだろう、
根の張りが強いので、寒さにも耐えられると思った等で、
白いトウモロコシは無理かもしれないが、暖冬ならルージュは
できると思って、8月25日に種をまいた」という。
この気候なら白いトウモロコシも出来たろう。

小山さんは結婚してから農家の後継者になったことから、
舅さんの農業とは異なるカラフル野菜など、レストラン向けの
栽培に特化しているからテレピの取材も多い。

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小さいトウモロコシを、もいでくれたが、かじって見ると
芯まで柔らかく甘かった。

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このところの暑さでは、霜が降りないし、降りても日中の暑さで、
土が乾いてしまうから水やりが必要だという。

甘いカブとのキャッチフレーズがついている。
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レストランに出荷するのかカラフル野菜がトレーに入っていた。
夏には、内藤カボチャも作っていて、完売だったという。