2024年07月04日

檜原村の鈴木留次郎さんのルバープと、渡邊さんの「大泉百花みつ」で、ジャムをつくる。


檜原村の鈴木留次郎さんが栽培しているルバープは、鈴木さんが
檜原の土産の一つとして、ルバーブをジャムにして販売している。

ジャムの作り方を、教えてもらいながら、体験したことで、
東京女子学院のフードカルチャーコースの授業でできないものかと、
穂積栄理教諭に相談したことで、2022年から実施している。


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檜原村には20年前に導入されたが、鈴木さんは冷涼な水はけのよい
傾斜地で10年前から栽培している。

フードカルチャーコースで実施しようと思ったのは、ルバーブは
美容効果が大きいからだ。

ルバーブには食物繊維がたっぷり含まれているため、大腸がん
予防や便秘解消に効果的で、腸をキレイにすることは、
美肌にもつながることから、選んだもの。





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これまで、ルバーブ100グラムに対して砂糖を50グラム使っていたが、
今年、渡邊和嘉さんから、ハチミツを使っては如何かと、
穂積先生に提案された。

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渡邊さんは自宅で養蜂を行っているからで「大泉百花みつ」として
販売している。
今回は初めてのケースなので、砂糖を半分にして、カロリーの
少ないハチミツで補うことになった。

パワーポイントで、渡邊さんの作業の様子を紹介すると共に
ミツバチの歴史は、人類の歴史の中に関わってている。





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授業はSDGsから入った。
5月の江戸東京野菜の授業でもお話をしているが、

上の画像をタップする
今回は17の目標の内目標13の「気候変動に具体的な対策を」について、フードマイレージの視点から、説明した。
檜原のルバーブに、「大泉百花みつ」と、りんごは、「地産地消」だが、これまで、お好みでレモンを入れていたが、ルバーブはシュウ酸が強いことから酸っぱい、この時期レモンは、国産にはないことからSDGs的には、使用しない。




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ルバーブは、5ミリ幅ぐらいで切ると、煮込んだ時に速く溶けやすい。
切り方を説明して歩く。
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切ったルバーブに、砂糖をまぶして強火で煮込む。
各テーブルを回って、説明をして歩く、

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ルバーブが溶けたところで擦ったりんごを入れる。
ガスを止めて、粗熱をとり、大泉の百花みつを入れた。

上の画像をタッフする。
百花の香りが楽しめるように、最後に百花みつを入れて、
甘さを調整、ハチミツ(百花みつ)は大サジ2〜3杯。

クラッカーに付けていただいたが、風味がよかった。
自宅に持ち帰るようにタッパーに入れた。

ヨーロッハの家庭では、ジャガイモにつけて食べるようだ。




追録
穂積先生からメールを頂いた。
「余ったルバーブでジャムを作り、職員室でも食べてもらい
ましたが、大好評でした!
ハチミツも沢山いただき、ありがとうございました。
とてもおいしかったです!
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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