普及を行っているJA西東京に行くと云うので、連れて行ってもらった。
事前に森田美実代表理事専務にお約束をしていたので、
江戸東京歴史伝承作物の候補として「沢井の柚子」の話を
伺ったり、追加資料を頂いたことは紹介した。

伝統野菜「治助芋」を普及、栽培を推進している奥多摩町の話を
聞きたいと思っていたが、
午後からは、JA西東京のテリトリーと云う事で 森田専務が都合を
付けて頂いて、奥多摩の伝統野菜「治助芋」を管理している、
一般財団法人小河内振興財団にご案内頂いた。
御嶽駅を過ぎた辺りから奥多摩町で、そこから奥多摩湖のダムサイトを
通過、山梨県境に近い、留浦まで30キロ、
留浦の交差点にあるのが、旧氷川農協小河内出張所跡の
建物が残っていた。
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留浦前の奥多摩湖。下は、峰谷橋を渡って檜原、山梨方面に、
旧小河内出張所脇を北に登っていく

一般財団法人小河内振興財団は、ひっそりとした山間にあった。
上の画像をタップする。
2004年(平成16年)に閉校になった旧奥多摩町立小河内中学校。

町では2012年には小河内の伝統野菜として「治助イモ」の
名称を商標登録し、町の種イモから生産されたものだけを
治助イモとしている。
当日は、小河内振興財団の加藤芳幸事務局長と
小菅直生氏に要請した。
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JA東京中央会では、高校生を対象とした江戸東京野菜のレシピ
コンクールの素材として検討しており、最低でも200キロほどを
購入できないかとお願いした。
森田専務も地元JAとして要請を行っていただいた。
町は治助イモ普及促進協議会を立ち上げていて、生産農家に
お願いして頂けることとなった。