栽培を行っていることは紹介している。
大正大学には、地域住民との交流をとおして地域の課題を見極め
課題解決や新たな価値の創生に挑む生徒の育成をしている、
地域創生学部がある。
「野菜と9人の愉快なキャンパス農園班」を指導するメンバーには、
古田尚也地域創生学部教授の他、職員の山本空洋さん
(コンシェルジュ10期)もメンバーになっている。
山本さんから、メールがあって11月27日13時半から、滝野川ゴボウの
収穫をすると云うので、参加させてもらった。
滝野川ゴボウの栽培が始まってからは、初めて伺ったが、周辺の
マンションや欅の木などで、この季節は日が当たらない
ところにあった。
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地域の歴史や文化の再生に取り組んでいる証として、隣の休憩所には、
滝野川ゴボウにニンジンの、細密画と説明が掲示してあった。
校内地図では、上部南門広場の右13号館と東屋に挟まれた狭い所。
栽培場所の奥の方は日が当たっているが、この場所は日影で、
春から夏に至る期間でも日照時間は少ないと思われる。
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うどん粉病で白くなったり、ハダニに食べられたりした葉があった。
山本さんが、端から筒についている麻ひもを切って、
散水する細いホースを抜いていく。
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次に、波板を巻いているスダレの上の結束バンドを
選定バサミで切っていく。
更に、波板を巻いている結束バンドを切り外す。
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5月9日播種のラベルがあった。
波板を開くと、水分を含んだたっぷりの土と
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細いが長いゴボウが出てきた。
長さとしては立派なものだ。
仏教学科宗学コース3年の佐竹海聖さん。
佐竹さんは八幡様で収穫体験をしている。
「東京味わいフェスタ2024」にも来てお手伝いを頂いた。
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地域創生学部地域創生学科1年の野沢泰さん。
野沢さんは、古田先生の授業でキャンパス農園班の事を知り入会、
八幡様の「ごぼう会議」に参加してくれた。
種子屋街道を、歩いてこられた奥さんが、これが滝野川ゴボウ?、
と云って持ち上げた。
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ゴボウは知っていても、
滝野川ゴボウを始めて見たという方も・・・。
収穫した滝野川ゴボウ
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メジャーで図ると長いもので80cm。そのほかは40cmだったが
後から考えれば、途中で切れてしまっていたようだ。
山本さんが、波板全部を開くには土を入れるプランターが不足して、
2本目からは、開かずに引き抜いたために、途中で切れてしまった。
切れた先は、1本目と同じように細い根が伸びていたと思われる。
塩ビ管栽培3年目の八幡様を参考にされたのは、同校の農園班以外に
練馬の農家、井之口勇喜夫さん、滝野川1丁目の斉藤さん達の
グループが実施しているが、立派なゴボウが収穫されている。
大正大学の、滝野川ゴボウの栽培は、日照時間が足りなかった
ことが、葉が大きくならなかった要因と思われる。
肥料が不足していたこともあげられるが、タイマーによって
水が安定的に供給されていたことは、生育に欠かせなかった。
山本さんには、収穫したゴボウの内、太いものは、プランターに植えて
日当たりが良い7号館3階のテラスで栽培すれば、花が咲き
採種できるので、その時期にはこの広場で展示することが望ましい。
採種した種は、大正大学ブランドとして栽培するといいと伝えた。