控室に戻ったところで、ながさき伝統野菜保存会の中尾順光会長が、
帰りの飛行機まで時間があるなら、市内を案内すると云って頂いた。
観光については、特に決めていなかったので、
お言葉に甘えることにした。
長崎は、坂が多いところで、細い道も多い。

最初に車を停めたのは、住所はわからないが校庭のような所だった。
そこから細い石畳を歩いて、見晴らしの良いところに出た。
住宅が密集していて、そこには墓もあった。
正面にみえる、長崎市の仏舎利塔の裏の方が、中尾さんの
畑だと教えていただいた。
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Googlemapで、市内の位置関係を見ると・・・・・
中尾さんの畑は遠い所と思っていたが、意外と近いので
見せてもらえば良かった。
更科堀井の四季の会に毎回出席されている
伝統野菜プロジェクトの草間壽子会長や果菜里屋の高橋芳江さん、
領家彰子さん、脇ひでみさん達は何度も伺っていると云う。

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中尾さんがながさき伝統野菜を栽培している円形の段々畑が、
Googlemapで見ることができる。
前回来た時に、中尾会長に資料を頂いている。

仏舎利を眺めたところから、民家の間の細い階段を上ったとろに、
市民菜園があって、ご近所の方々が栽培している。
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中尾さんが、ながさき伝統野菜の栽培指導をしている方もいる
市民菜園に案内してくれたもの。
長崎白菜もあったが、菜園に残っていたのは何と云う
白菜なのだろう。

又、坂道を下ったり、上ったりして別の菜園に案内してくれた。
中尾さんの後ろに、収穫が終わったサツマイモの蔓が残っていた。
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ここでも、伝統野菜が栽培されていて、小さい長崎白菜が残っていた。
写っている建物は、空き家になっている。
高齢化で、坂道や階段を登れない人が増えている。
マンションに住むようになることで、高いところの住宅に
空き家が増えているようだ。
この菜園は、近くのお宅から井戸水を提供してもらっていた。
中尾さんは、坂道を上ったり下ったりしながら案内して頂いたが、
最後に長崎港が見える鍋冠山公園展望台に案内して頂いた。
長崎港の入口にある、女神大橋を望む。
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長崎港松が枝岸壁に横づけされていたクルーズ船はどこへ行くのか。
。
展望台のすぐ下が、旧グラバー邸になっていた。
中尾さんには空港行きのバスターミナルまで送って頂いた。
17日には卓袱料理にご案内を頂いた。
中尾会長! ありがとうございました。

長崎空港では、長崎の最後の思い出に、皿うどんを注文した。
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羽田に着いたのは20時を過ぎていた。