2024年12月29日

江戸東京野菜の復活普及活動、新年に向けて、期待のニューフェイスを紹介する。


瀧野川八幡神社では、滝野川の名の付くゴボウ、長ニンジン、
そしてカブを栽培しているが、今年第2回滝野川品評会
「カブ主総会」が開催されたことは紹介した。

今年で、2回目と云うこともあり、多くの方々に来ていただいた。



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その中に、1人の青年が、私の本・江戸東京野菜の物語を
持って訪ねてくれた。

何でも、今年東京農大に入った1年生で松澤櫻太朗と名乗った。
当ブログも見てくれているようで、後輩の田中君と
一緒に訪ねてくれたわけ。

江戸東京野菜を栽培したこともあるようで、話の様子で
江戸東京野菜に対する思いが伝わってきた。

家は、板橋で鉢花を栽培していると云う。
話を聞いて、ピーンと来た。
板橋の鉢花農家で松澤というと名門だ!

一緒にいた、審査委員長を務める渡邉和嘉さんも話を聞いて、
お父さんを知っている!

松澤君は、この後中央会の川並三也さんから聞いていた、
冬の江戸東京野菜収穫体験&山分けイベント」に、
後輩たちと参観したようだ。


8日は集中的に、江戸東京野菜を学んでいる。





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思い出したが、平成7年(1995)、第15回全国園芸鉢物研究大会が
開催されたことから実行委員会が組織され事務局長を拝命した。

〜花咲く街の花いろいろ〜「TOKYO FLOWER」(203ページ)を発刊し、
全国の鉢花生産者に配布したので2版まで出版した。

上の画像をタップする
彼のお祖父さん育夫さんが掲載されていて、お宅にも伺っている。

同書では私が、編集後記を書いている。

この本は、都立、国会図書館を始め、英国の大英図書館にも
蔵書されている。





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先日は、品川蕪品評会が品川神社で開催されたが、会場には
高校の後輩たちを連れてやってきた。

品川神社では平成9年に建立した農業説明板「品川ネギとカブ」
に案内した。
上の画像をタップする






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松澤君は私立獨協高校出身で、押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんの
後輩にあたり訪ねたりもしているようだ。

同校では、「緑のネットワーク委員会」という委員会があり、
主に屋上菜園での野菜の栽培と1階のビオトープの
管理をしていると云う。

上の画像をタップする
写真を送っていただいたが、内藤カボチャと




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馬込半白キュウリが写っていたが、水の管理は立派なものだ。
2025年には、見せていただこうと思っている。

いずれにしても、江戸東京野菜の復活普及活動には、
期待のニューフェイスだ。
posted by 大竹道茂 at 00:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京農業大学関連情報
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