渡邉公子先生、福来鳥の女将佐藤エダさん、井上みかこさんなどが
出席のもと、勉強会が行われたが、地元の横浜国立大学教育学部
(YNU)附属鎌倉小学校への、出前授業の実施について話題になった。
12月に長崎大学教育学部附属小学校の出前授業に伺った後、
鎌倉だいこん未来研究クラブの皆さんの思いを受けて、
YNU附属鎌倉小学校に電話をして、丸山教頭に、鎌倉の歴史文化と
関わる鎌倉大根の出前授業の実施に向けて、お話を聞いて
いただけないかとお願いした事で、快く時間を割いていただけた。

YNU附属鎌倉小学校の正門で、(井上さんが撮影)
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左から渡邉先生、山下会長、丸山教頭、大竹、
渡邉和嘉さん(栽培指導者)、佐藤さん。(井上さん撮影)
当日は、わたくし独りで伺う予定だったが、山下会長が同校と
ご縁があることが分かり、ご案内を頂くことになった。
山下会長の長女の担任が丸山教頭だったと云う太いパイプだ。
「江戸東京野菜の物語」(平凡社新書)に、鎌倉大根の取り組みを
掲載しているので、丸山教頭にお持ちした。
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給食前の忙しい時間だったが、途中望月栄養教諭も同席された。
(山下会長が撮影)
渡邉先生は、鎌倉大根で染め物を指導していることを紹介した。

鎌倉大根は、稲瀬川川辺の由比ガ浜に繁茂している。
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2015年5月、枯れた鎌倉大根に、沢山の莢が見つかり、種を採種して、
佐助にある福来鳥の菜園で栽培が始まった。
鎌倉大根は縄文の頃から暖流に乗って種が日本列島に漂着している。
その大根が鎌倉の由比ガ浜に漂着し生育しているが、
鎌倉の生きた文化遺産としてプロジェクトでは認識している。
稲瀬川の碑には、
鎌倉幕府の初代将軍源頼朝がこの地に立っていたことが記されている。
「頼朝が元暦元年(1184)範頼の出陣を見送りたるも 文治元年(1185)
義朝の遺骨を 出迎へたるも共に此の川辺な り・・・・・」とある。
このような歴史と文化のお話を伝えていくとなると、
YNU附属鎌倉小学校では4年生以上で、ご検討を頂きたいと
丸山教頭にはお伝えした。
丸山教頭は、各学年の先生方に今回の情報を伝えていただけると
云うことだった。
宜しくお願いいたします。