2025年02月02日

「宗兵衛裸麦」の栽培指導をされている高野さんが地域に生息する野生獣の現状を説明した。


八王子の上川で、江戸東京歴史伝承作物「宗兵衛裸麦」を栽培している登坂信美さんが、市民による麦踏を企画したことは紹介した。

大勢の方々が参加されたが、麦畑の一部で、シカに食べられた箇所が
見つかり、対策も講じられていた。
このようなことから、開会に当って、栽培指導をされている
高野重春さんが、上川・川口地区の野生獣被害の現状を報告した。

当ブログでも、高野さんから頂いた情報をもとに、イノシシ
シカの捕獲写真を掲載している。



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上川の麦畑は、山あいの自然豊かなところだが、それだけに野生獣が
生息していて、高野さんが、資料を元に説明を行った。

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発見されている野生獣は、
ツキノワグマ、カモシカ、ニホンシカ、イノシシで、
周辺の山あいに生息し、麦畑を始め生活圏にも出没している。
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畑には、電気柵や近寄ると犬の鳴き声のする機材が設置されている。

当日は、登坂さんの芋煮会の会場で、
ジビエを業とする(株)クイージの石崎英治社長にお会いした。




追録
高野さんから畦っこ瓦版NO225が届いた。

2025.01.31干上がった田んぼ.jpg

上の画像をタップする
31日に頂いたメールには

今夜は気温が急激に下がっています。
天気予報では週末は雪、雨なし天気で川の水位が下がり、
活動拠点でも田んぼが干上がってしまいました。
湿地を潤すまとまった雨を降らせてほしいと願っています。
畦っこ瓦版No225をお送りします。
とあった。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 八王子の伝統野菜各種
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