江戸東京の農業説明板を平成9年に都内に50本建立した一つ。
亀戸の商店の後継者が「かめの会」を結成、まち興しを始めたもので、
江戸東京野菜のイベントとしては都内で、はじめて始まった。
小学校7校で栽培が始まったが、統廃合があり一時は4校となった。
その後は、幼稚園や中学校、都立高校に拡大した。
また、交通機関の、JR亀戸駅、東武亀戸駅、地元企業としては、
駅ビルアトレに、二亀小の近くにオーンプンした亀戸クロック、
香取神社からは近いが、お隣の墨田区にある花王石鹸と拡大の
一途を遂げていて、「かめの会」が果たした役割は大きい。

今年も残念ながら、市民を招いての福分けまつりは行われなかった。
福分けまつりでは、亀戸大根の味噌汁などが提供され、亀戸大根を
来場者に配っていたが、食が伴うと保健所のチェックが厳しい
ことから、一般参加の福分けまつりは行われていない。
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会場の亀戸香取神社の境内には、栽培した生徒達は来なかったが、
各校の校長先生が亀戸大根を持ち寄った。

水神小学校の古田豊校長は、大きく育った亀戸大根を持参した。
古田校長は収穫した様子を教えてくれた。
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第一亀戸小と一亀幼稚園からは関哲也校長(園長)、第二亀戸小と
二亀幼稚園は飯川浩二校長(園長)、香取小は大森千里校長、
浅間竪川小は葛西利昭校長が奉納した。

第三亀戸中学の小林一志校長、都立江東商業高等学校では
栽培グループの学生が奉納した。
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地元からは、JR亀戸駅、東武亀戸駅、駅ビル「アトレ」、
亀戸クロック、墨田区の花王石鹸も奉納した。
亀戸クロックには、二亀小の帰りに寄って話してきている。

香取邦彦宮司の祝詞奏上。
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奉納された、各校、地元企業などの亀戸大根。

主催者の福地憲一会長は挨拶で、市民を招いての福分けまつりが
出来なかったが、来年は実施したいと語った。
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会場では、徳永雅博区議(左)に紹介されて、大久保朋果江東区長と
名刺交換をした。大久保区長、徳永区議、私も挨拶で指名された。
江東区では前任区長が公職選挙法違反で、世間を騒がせたが2023年の
再選に立候補した大久保氏が当選し、今回初めて参加された。
亀戸地区、小学校・幼稚園代表で、浅間竪川小学校の葛西校長が挨拶。
2025年度の出前授業の実施についてお願いをした。
昨年は、滝野川神社のゴボウ汁、滝野川かぶと滝野川ニンジンの
紅白祝い汁、品川カブの品評会での品川汁と串カツが配られ、
多くの参詣者を集めていた。。

会場には、講談師田辺一乃師匠が来ていて、亀戸大根を
土産にもらったと見せてくれた。
田辺師匠は、創作講談 "ジョン万次郎と亀戸大根" を
地元亀戸の居酒屋「発酵文化応援団」で話している。
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JR亀戸駅のみなさんも頂いた亀戸大根を持って。
当日の写真は、コンシェルジュ9期の亀島由美子さんが撮ってくれた。