2025年03月14日

地元小学校などが栽培した亀戸大根の収穫祭が亀戸香取神社で開催された。


亀戸大根のイベントは、亀戸香取神社で開催される福分け祭りで、
江戸東京の農業説明板を平成9年に都内に50本建立した一つ。
亀戸の商店の後継者が「かめの会」を結成、まち興しを始めたもので
江戸東京野菜のイベントとしては都内で、はじめて始まった。

小学校7校で栽培が始まったが、統廃合があり一時は4校となった。
その後は、幼稚園や中学校、都立高校に拡大した。
また、交通機関の、JR亀戸駅、東武亀戸駅、地元企業としては、
駅ビルアトレに、二亀小の近くにオーンプンした亀戸クロック、
香取神社からは近いが、お隣の墨田区にある花王石鹸と拡大の
一途を遂げていて、「かめの会」が果たした役割は大きい。



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今年も残念ながら、市民を招いての福分けまつりは行われなかった。
福分けまつりでは、亀戸大根の味噌汁などが提供され、亀戸大根を
来場者に配っていたが、食が伴うと保健所のチェックが厳しい
ことから、一般参加の福分けまつりは行われていない。

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会場の亀戸香取神社の境内には、栽培した生徒達は来なかったが、
各校の校長先生が亀戸大根を持ち寄った。






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水神小学校の古田豊校長は、大きく育った亀戸大根を持参した。
古田校長は収穫した様子を教えてくれた。

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第一亀戸小と一亀幼稚園からは関哲也校長(園長)、第二亀戸小と
二亀幼稚園は飯川浩二校長(園長)、香取小は大森千里校長
浅間竪川小は葛西利昭校長が奉納した。






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第三亀戸中学の小林一志校長、都立江東商業高等学校では
栽培グループの学生が奉納した。

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地元からは、JR亀戸駅、東武亀戸駅、駅ビル「アトレ」、
亀戸クロック、墨田区の花王石鹸も奉納した。
亀戸クロックには、二亀小の帰りに寄って話してきている。





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香取邦彦宮司の祝詞奏上。

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奉納された、各校、地元企業などの亀戸大根。





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主催者の福地憲一会長は挨拶で、市民を招いての福分けまつりが
出来なかったが、来年は実施したいと語った。

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会場では、徳永雅博区議(左)に紹介されて、大久保朋果江東区長と
名刺交換をした。大久保区長、徳永区議、私も挨拶で指名された。

江東区では前任区長が公職選挙法違反で、世間を騒がせたが2023年の
再選に立候補した大久保氏が当選し、今回初めて参加された。

亀戸地区、小学校・幼稚園代表で、浅間竪川小学校の葛西校長が挨拶。
2025年度の出前授業の実施についてお願いをした。


昨年は、滝野川神社のゴボウ汁、滝野川かぶと滝野川ニンジンの
紅白祝い汁、品川カブの品評会での品川汁と串カツが配られ、
多くの参詣者を集めていた。。






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会場には、講談師田辺一乃師匠が来ていて、亀戸大根を
土産にもらったと見せてくれた。
田辺師匠は、創作講談 "ジョン万次郎と亀戸大根" を
地元亀戸の居酒屋「発酵文化応援団」で話している。

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JR亀戸駅のみなさんも頂いた亀戸大根を持って。

当日の写真は、コンシェルジュ9期の亀島由美子さんが撮ってくれた。
posted by 大竹道茂 at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 粋な江戸っ子は白首大根
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