2025年03月26日

瀧野川八幡神社末社の例祭において滝野川ごぼうの種まき祭が行われた。


瀧野川八幡神社の末社、富士神社、榛名神社、稲荷神社の例祭に、
2022年(令和4年)に八幡様の創建820年祭が執り行われたが、
その記念に瀧野川の名のもとに今に伝わる、滝野川ゴボウの
種まきで復活をはたした。



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八幡様では、滝野川ゴボウの種を配布して、町興しを図っていて、
10月の収穫に向けて、種まきは4月中とある。

藤井宮司が、収穫した1mのゴボウを持っている写真を掲示していた。
3月中に播種する八幡様の栽培の様子が見本となり、
毎年参拝の帰りに見ている。






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末社の例祭には、氏子の皆さんを始め、種を蒔きたいと云う方々が
お見えになった。

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コンシェルジュ14期の鈴木雪枝さん、本郷千恵子さん、佐竹海聖君も
来てくれていた。







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神前には、丸山良男責任役員を始め常任総代、崇敬者等が参集された。

山田加奈子北区長も区政多忙の中、参拝し挨拶をされた。
司会は加藤和宣神社責任役員。







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山田区長の後、指名されて前に出た。

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2022年に、栽培が始まると、同じ町内のフランス学園の生徒達は
ゴボウの勉強を始める。
小学校では、滝野川もみじ小学校の他、谷端小学校滝野川第三小学校でも滝野川ゴボウの勉強が始まった。
私立聖学院高校の生徒が、滝野川ゴボウでゴボウ茶を作った。
大学では、滝野川ゴボウの塩ビ管方式の波板栽培をはじめている
郷土愛を育てる意味からも、普及している。と紹介した。

同じ町内の滝野川紅葉中は、20数年前から栽培している。






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播種の会場を境内駐車場脇の塩ビ管前に移し、丸山良男責任役員を
始めとして氏子の皆さんに、種を蒔いていただいた。

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会場では、越部圓ヴィルモランみかど(株)社長と名刺交換をした。
越部社長は滝野川の種屋のルーツ、滝野川三軒屋の越部半右衛門の
子孫で、お祖父さんは八幡神社の元責任役員、帝国種苗の初代社長
越部浅五郎で、神社敷地の拡大にも貢献され、本殿横に
石碑も残っている。と有馬純雄会長が書いている。

現在はフランスの世界的種苗会社の資本も入っているようだ。

昨年滝野川一丁目地区で栽培の普及を行った斉藤隆夫さん
お見えになっていて、今年も栽培を行うと云う。






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14期の佐竹君を始め小金井の鈴木さん、本郷さんも種を蒔いた。

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地元桜丘高校の女学生二人と、聖学院高校の荒井知憲君が播種した。


荒井君は前日に、同校の相澤先生と一緒に来られて、境内で
ゴボウ茶を販売したいと依頼があったことと、同校では、
滝野川ゴボウの塩ビ管栽培をしたいと云うので、細身の
塩ビ管6本を提供したと、宮司の奥様からメールを頂いた。






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地元桜丘高校の女学生は、播種が終わった後の水やりなどの
管理を手伝っていただいた。

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桜丘高校の生徒は、昨年2024年12月9日に開催された
第5回北区ビジネスプランンクールの学生部門で「小中学生の
ビジネスで滝野川野菜と銭湯を盛んに!!」が、金賞を受賞した。

生徒達は、八幡様に来て滝野川野菜について教えてもらって、
我々にも会いたいと云うことで、種まきの体験と合わせて
来られたようだ。
具体的にお手伝いができることがあれば、協力をさせて頂くと
云うことになった。

追録
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神楽殿前に採種用の滝野川カブが花をさかせていた。

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滝野川ゴボウに滝野川ニンジン
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 滝野川のゴボウ、ニンジン
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