2022年(令和4年)に八幡様の創建820年祭が執り行われたが、
その記念に瀧野川の名のもとに今に伝わる、滝野川ゴボウの
種まきで復活をはたした。

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八幡様では、滝野川ゴボウの種を配布して、町興しを図っていて、
10月の収穫に向けて、種まきは4月中とある。
藤井宮司が、収穫した1mのゴボウを持っている写真を掲示していた。
3月中に播種する八幡様の栽培の様子が見本となり、
毎年参拝の帰りに見ている。

末社の例祭には、氏子の皆さんを始め、種を蒔きたいと云う方々が
お見えになった。
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コンシェルジュ14期の鈴木雪枝さん、本郷千恵子さん、佐竹海聖君も
来てくれていた。

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神前には、丸山良男責任役員を始め常任総代、崇敬者等が参集された。
山田加奈子北区長も区政多忙の中、参拝し挨拶をされた。
司会は加藤和宣神社責任役員。

山田区長の後、指名されて前に出た。
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2022年に、栽培が始まると、同じ町内のフランス学園の生徒達は
ゴボウの勉強を始める。
小学校では、滝野川もみじ小学校の他、谷端小学校、滝野川第三小学校でも滝野川ゴボウの勉強が始まった。
私立聖学院高校の生徒が、滝野川ゴボウでゴボウ茶を作った。
大学では、滝野川ゴボウの塩ビ管方式の波板栽培をはじめている
郷土愛を育てる意味からも、普及している。と紹介した。
同じ町内の滝野川紅葉中は、20数年前から栽培している。
播種の会場を境内駐車場脇の塩ビ管前に移し、丸山良男責任役員を
始めとして氏子の皆さんに、種を蒔いていただいた。
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会場では、越部圓ヴィルモランみかど(株)社長と名刺交換をした。
越部社長は滝野川の種屋のルーツ、滝野川三軒屋の越部半右衛門の
子孫で、お祖父さんは八幡神社の元責任役員、帝国種苗の初代社長
越部浅五郎で、神社敷地の拡大にも貢献され、本殿横に
石碑も残っている。と有馬純雄会長が書いている。
現在はフランスの世界的種苗会社の資本も入っているようだ。
昨年滝野川一丁目地区で栽培の普及を行った斉藤隆夫さんも
お見えになっていて、今年も栽培を行うと云う。

14期の佐竹君を始め小金井の鈴木さん、本郷さんも種を蒔いた。
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地元桜丘高校の女学生二人と、聖学院高校の荒井知憲君が播種した。
荒井君は前日に、同校の相澤先生と一緒に来られて、境内で
ゴボウ茶を販売したいと依頼があったことと、同校では、
滝野川ゴボウの塩ビ管栽培をしたいと云うので、細身の
塩ビ管6本を提供したと、宮司の奥様からメールを頂いた。
地元桜丘高校の女学生は、播種が終わった後の水やりなどの
管理を手伝っていただいた。
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桜丘高校の生徒は、昨年2024年12月9日に開催された
第5回北区ビジネスプランンクールの学生部門で「小中学生の
ビジネスで滝野川野菜と銭湯を盛んに!!」が、金賞を受賞した。
生徒達は、八幡様に来て滝野川野菜について教えてもらって、
我々にも会いたいと云うことで、種まきの体験と合わせて
来られたようだ。
具体的にお手伝いができることがあれば、協力をさせて頂くと
云うことになった。
追録
神楽殿前に採種用の滝野川カブが花をさかせていた。
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滝野川ゴボウに滝野川ニンジン