2025年06月28日

練馬大根の生産者 渡戸章様が6月20日にご逝去されました。 謹んでお知らせ申し上げます。


練馬大根の代表的生産者渡戸章様が6月20日にご逝去されました。
享年91歳でした。 謹んでお知らせ申し上げます。

渡戸様におかれましては、都市農業の振興と練馬大根の生産に
尽力され、新聞、テレビ、SNSなどを通して報道され、
今もYouTubeで配信されています。

ここに、これまで渡戸様が活躍した一端を振り返って、
皆さんと共にご冥福をお祈り申し上げます。


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上の画像をタップするとYouTube
渡戸様にお会いしたのは私が30歳の頃で、農政運動や野菜栽培に
練馬の代表的な農家の一人として、市民に農業について分かりやすく
説明するなど、活躍されておられました。

特に練馬大根については詳しく、当ブログでは2011年12月24日に初めて切り干し大根を紹介しています。







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2013年12月に練馬大根の採種についてのポイントをお聞きしましたが、
2014年80歳の時に体調を崩され入院された時は心配しました。

ご家族の対応が早くて退院された時には、ほっとして、聞いておきたい
ことが色々あったので、江戸東京野菜コンシェルジュ協会として
2014年6月に「伝統野菜は長老に聞け」でお話を伺いました。






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「伝統野菜は長老に聞け」は、好評だったこともあり、2018年7月にも
「特別講演」としてお話を伺っています。

地元の小学校の生徒達にも、次代に引き継ぐため
毎年栽培の指導をされています。

2020年3月「江戸東京野菜の物語」刊行に当たっては協力を頂き
(インタビューに応えられています。)

2022年8月には、キヤノングローバル戦略研究所(CIGS)の
取材も受けて頂きました。

2024年11月には、地元の庚申塚信仰をお聞きしましたが、
この年奥様が亡くなられました。

通夜は6月27日(金)18時から行われ、告別式は6月28日(土)10時から、
春日町の愛染院で行われます。
ここに謹んで哀悼の意を表します。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 江戸東京野菜と生産者達
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