2025年07月03日

英明フロンティア高校のFCコースの授業で地産地消として檜原村のルバーブを使ってジャムづくり。


英明フロンティア高等学校フードアクションコースの2年生が
檜原村のルバーブを使ったジャムづくりを行った。

短期間で梅雨が明けたことで、この日も暑い日だった。
この授業は、2021年から始めたが、当初は繊維質が多い作物で、
胃腸に良いことから美肌効果もあるので、担当の保積栄理教諭に
相談をして、同校で実施したもの。

2023年7月には、地球は温暖化の時代から、沸騰の時代となったと、
国連のグテーレス事務総長が世界に発信した。

フードマイレージ、檜原産のルバーブにより地産地消を
講義の中に加えて、都産都消として説明を行っている。





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ルバーブはシベリア南部が原産地で、ヨーロッパでは古くから
栽培されていた、タデ科のダイオウ属の食用植物。

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日本には明治の初期1880年代に導入されたが、定着されなかった。
1920年代大正末期から昭和にかけて長野県野尻湖畔や軽井沢等に
導入されて定着し、現在は長野県や北海道が主産地です。

東京では檜原村に20年前に導入されたが、生産者の鈴木留次郎さんは
10年前から水はけの良い傾斜地で栽培している。








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なるべく薄く切った方が、加熱した場合に早く溶けて液状化する。
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ルバーブは腸内環境を整える食物繊維がたっぷり含まれているため、
大腸がん予防や便秘解消に効果的です。
腸を綺麗にすることは、美肌にもつながるので食物繊維が豊富な事は
注目すべき点です。







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リンゴは、ルバーブ100gに対して4分の1個をすった。
今回は4人でりんご1個をすった。







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初めは強火で、液状になってきたら中火にして、とろ火にした中で
すったリンゴを入れて、火から下して粗熱を取る。

出来上がったルバームジャムは、各テーブルを回ってクラッカーに
乗せて頂いた。どの班も、良く出来ていた。

生徒達は試食をした後、銘々が分けて持ち帰った。




追録
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調理室裏の菜園では、キュウリとトマトが毎日のように
収穫しているという。
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生徒達がジャムを作っている時に、保積先生が各テーブルごとに
キュウリとトマトを切って配られた。我々も頂いた。


次回は7月8日で、フレンチの三國清三シェフのミクニレッスンを
予定している。
posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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