始めてお会いしたお客様に、江戸東京野菜の話をしていたが、
平成に発見された早稲田ミョウガや、令和には日本では絶滅した
ワサビの在来種が見つかったなど、「それで!」ではないが、
話を聞いてくれる姿勢だったので、この辺りはかつて
日比谷の入江で海だった話をした。
江戸東京野菜にはまだ登録されていないが、江戸城濠大根の話をした。
東京湾は江戸時代、今より広く日比谷は入江になっていて、
警視庁のある桜田は渚だった。
海流に乗って江戸前の海に流れ込んでいたハマダイコンのタネが、
桜田の浜に打ち上げられたのは江戸時代以前のことだ。
家康によって江戸城が築かれ、日比谷の入江は神田の山が崩されて
埋め立てられて堀が巡らされる。
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長い年月、桜田の浜から半蔵門に向かって、タネは風に吹き上げ
られるように濠大根の生育地は移動していた。
先日、(一般財団)国民公園協会皇居外苑の楠公レストハウスの、
安部憲昭総料理長から連絡があった。
ご無沙汰しっぱなしで、江戸城濠大根のこともお話して
いなかったので、近いうちに伺わなくてはと思っている。
江戸城濠大根を、大泉の村田農園で栽培している渡邊和嘉さんに、
今年の様子を聞いて見た。
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栽培本数は少ないが、順調な生育を見せているようだ。
10月23日、濠大根のタネが落ちこぼれた歩道脇の緑地は、
密植していたので、間引きをしてきた。
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間引きの後、立川市西砂でカラフル野菜を栽培している
小山三佐男さんに電話をして、我が家から近い畑に定植を
することの了解を得た。
カブのあやめ雪が収穫され、黒いマルチの穴が開いたところに、
間引きのダイコンを13本、その日の夕方、植えさせてもらった。
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畑で大根の手入れをしていたら、小山さんが写真を撮ってくれた。
あやめ雪を収穫して、あいた黒マルチの穴に定植した。
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電話では話していたが、小山さんに久しぶりに畑でお会いした。
間引きしたのを定植したので、何時になったら収穫できるか
分からないが、小山さんには収穫後、1本は畑の隅に移して
採種することをお願いした。
定植後、間引き状態でぐったりしていたが、翌日の24日から
26日の3日間が雨だったので、
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それが幸いして新葉が出てきていた。
歴史を背負った、濠大根は強いし、頼もしい限りだ。
今後経過は、月一で紹介していく。






