2026年03月04日

“おおいた在来作物フォーラム2026”が2月28日、J:COMホルトホール大分で盛大に開催された。


“おおいた在来作物フォーラム2026” の開催を翌日に控えて、在来作物の
モチトウキビを栽培している別府大学明星小学校や、フォーラムで
トークをされる財前直見さんと会食をしたことは報告した
また、 "なおみの農園" が5日夜に放送されることも紹介した。



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JR大分駅北口広場には室町時代の領主大友宗麟の洋服を着た像が建つ。
宗麟の名は、日本に初めて伝わったおおいた在来作物のカボチャに
その名がついている。

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JR大分駅南口にある、J:COMホルトホール大分1階大ホールが会場だ。






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おおいた在来作物研究会アンバサダーの齊藤美絵さんは
ラジオパーソナリティーやナレーターをされているだけに
歯切れ良くフォーラムを仕切る・・・・、

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おおいた在来作物研究会の森田昌孝会長が挨拶を述べ
フォーラムは総会でもあると云う。

尚会場左からの写真は亀島由美子さん(9期)が撮影してくれた。








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森田会長の挨拶に続き、齊藤さんに紹介されて、ステージに立った。
小川剛さん(11期)に頂いた、Tシャツ寺島茄子之介を皆さんに紹介した。

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頂いた時間は50分以内と云うことで内容をしぼって、
江戸東京野菜の事例としてお話した。
画面には、平成9年に農業説明板50本を設置したことで、
各地でまち興しの活動が始まった。






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日本に初めて伝わったカボチャは、江戸では「唐茄子」と呼ばれ、
江戸名物の「砂村の唐茄子」は、浮世絵版画になっているが、
まだ発見されていない。

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内藤宿(新宿)の名物は八房蕃(唐辛子)と唐茄子で、後世内藤カボチャと
なるが、新宿御苑になる内藤清成の屋敷地で小作が栽培していた。
しかし、カボチャが何処から来たのか来歴は、明らかではない。
東京府立農事試験場では、カラー写真が無い明治・大正時代に、
画家を採用して細密画を描かせていて、作品には内藤南瓜とある。

全国各地の大名たちは、参勤交代が確立した1630年代に國元から、
野菜の種を持って来て江戸の下屋敷などで栽培していたが、
江戸時代の豊後は小藩が林立していた。
各藩の江戸屋敷は江戸の各地にあり、これらの藩から内藤家に
宗麟カボチャが渡ったことは、十分に考えられることだ。

久保功先生に頂いた資料で京野菜の鹿ケ谷南瓜も説明した。






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高石薫さんから頂いたニューヨークのハロウィンの写真には、
コロンブスが1492年に中米で発見したカボチャが写っていた。
内藤カボチャと瓜二つだが、宗麟カボチャと見る方もいるだろう。

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品川では、地元品川区民にタネを配布した青果商の大塚好雄さんが
始めた品川カブの品評会。
毎回、40以上のグループが、出品して行われている。


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品川神社の境内は大勢の区民で埋まった。





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命を繋ぐ授業は、2011年江東区立第五砂町小学校で始まったが、
現在では、お隣の足立区に伝わり6校で実施されている。

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前年栽培した先輩から種をもらうことが重要で、苦労話を聞く
ことで栽培への意識が変わり、栽培に集中できるので、
命を引き継ぐ授業は重要である。






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ステージを広く使って席が設けられた。
森田会長を始め、齊藤さんと財前さんが、和服姿で登場した。

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当初、応募者は150名と聞いていたが、当日の
来場者は198名だった。

トークの中で森田会長から、これまで ”おおいた在来作物研究会”
としていたが、在来作物は "生きた文化財であり"
「おおいた財来作物研究会」としたいと提案があり、会場からは
大きな拍手が沸き起こり、決定された。-






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大分の先人が守ってきた種を、次世代に繋げ
大分の豊かな未来を創る、

アンバサダー齊藤さんの質問に答える財前直見さん、

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おおいた財来作物研究会では、名誉アンバサダーの認定証を
財前直見さんに授与した。

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また、継承パートナーには株式会社タカフジと
株式会社財遊舎の社長に認定証が授与された。

株式会社タカフジは、在来作物を県内で最も多く栽培し、
商品開発までを手掛けている農業法人。
財遊舎は、大分県内で最も多くの在来種を多品目栽培している
会社の社長で、財前さんの御尊父紘二氏(帽子の方)。
モチトウキビを栽培している明星小学校の3年生も並んだ。

この時点で、最終便に乗るためにひとりバス停に向かっていた。
会場受付で販売した「江戸東京野菜の物語」は、完売した。




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150人の方に財前さんの種子、宗麟カボチャ2粒、みとり豆2粒、
モチトウキビ5粒、が配られたようで。
手渡した来場者と握手をする財前さん。



追伸
大分朝日放送が当日ニュースで報じた
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追録


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森田会長と齊藤さんの着付けをされた清水夏子さん
(右・クラフトマンシップ社長)は、「衣」に係る在来作物である日本茜や
紫草、藍など染料に関する取組みをされながら、着物の活用や和装文化
の推進をされている方です。
大分縣では、在来作物のリストに七島イが入っており、工芸作物も
含んでおります。今回のフォーラムでは、食べ物だけでなく、当時の
日本の衣食住を支えたも作物について食文化のみならず「衣」に係る
伝統文化も見直す意味合いもあり、和装での登壇となりました。

と森田会長。


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長崎大学教育学部附属小学校の一瀬美奈栄養教諭が、
3時間かけてバスで来てくれた。
三國シェフの味覚の授業を、別府大学明星小学校でも実施できないかと、思っていて一瀬さんにアドバイスをもらおうと考えていた。



posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話
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