東京農大小塩教授に聞く【スギ花粉飛散防止対策】
小塩教授のこの技術は、2023年や2024年に栃木県、静岡県、群馬県など
で実証実験が行われ、ニュースや情報番組で度々紹介されています。
東京農業大学で小塩教授と同学年の板垣啓四郎さんはラインで
「拓殖の卒業生で専攻は植物生理学。いくつか研究のテーマを
もっていますが、スギ花粉飛散防止対策には並々ならぬ意欲が
あると思います。一緒によく仕事もしました。」と云う。
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小塩先生は国際食料情報学部国際農業開発学科の学科長ですが
熱帯園芸学研究室を率いていて、同じ研究室のOBとしては
誇らしい限りです。
小塩教授が研究を進めているスギ花粉飛散防止技術は、
「スギの雄花に薬剤を散布して飛散前に枯らす」という画期的な手法で
スギ花粉飛散防止の切り札として注目されています。
研究の概要と特徴
薬剤散布で雄花を枯らす: 秋(9月〜10月頃)にスギの雄花
(花粉が入っている袋)に特製の薬剤を散布し、雄花を枯らして
飛散能力をなくす技術。
高い飛散防止効果: 散布試験では、スギ花粉を9割以上削減する効果が
確認されており、ほぼ完成に近づいている。
環境への配慮: 食品添加物や安全性の高い成分をベースにしており、
森林の生態系や環境への影響を低減した設計。
ヘリコプター散布の活用: 人の手が届かない斜面や広範囲の森林にも
対応できるよう、ドローンやヘリコプターを用いた空中散布の
実験を行っている。
背景としては
花粉症の根絶: 既存のスギ林を伐採・植え替えすることなく、効率的に
花粉の発生源対策を行うことを目指している。
膨大な経済損失の軽減: 花粉症による生産性低下など、年数千億円規模
の経済損失を食い止める目的がある。






