キッコーマンでは2008年から江戸東京野菜に注目いただいていて、 「大人の食教室」として「食の集う江戸・東京・日本橋」がキッコーマンKCC会場で開催されたことはYouTubeで紹介されているが、キッコーマンでは江戸東京野菜を紹介できる料理人を探していた。
月刊誌「江戸楽」で江戸東京野菜の料理を連載していたことから、「江ど間」店主・宮城幸司(江戸東京野菜ネットの一員)さんが、6日(火)キッコーマンの「食と料理の講習会」KCCにデビュー、江戸東京野菜の東京ウド、シントリ菜、ノラボウ菜を使って、持論の無駄のない「エコな料理法」を披露し指導した。
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東京うどの調理法を指導する宮城さん。 写真提供・キッコーマン
一昨年の8月に、五反田にオープンした居酒屋「江ど間」、日経レストラン紙に美味しいと紹介されたあと、江戸東京野菜が食べられる店として、注目され、インターネット上の反響はその書き込みの多さからも判断できる。
「江戸東京野菜オタク」が集まる店としても有名で、江戸東京野菜に興味を持つと「一度は行ってみたい店」、そして「また行きたい店」として人気がある。
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のらぼう菜 写真提供・キッコーマン
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しんとり菜 写真提供・キッコーマン

・のらぼう菜の牡蠣油炒め(左上)・東京うどと鰆西京焼の炊き込みご飯(右上)
・しんとり菜の黒胡麻和え(左下)・東京うどの三色きんぴら(右下)
写真提供・キッコーマン
食材が話題の江戸東京野菜といい、人気店の店主といい、タイムリーな企画と起用は好評で、しかも合理的で手際よい調理法が受講者には参考になったようで、シンプルな料理だが、健康と環境を意識したエコな料理法も受講者に十分に伝わったようだ。
現在発売中の「東京カレンダー」にも「江ど間」が紹介されている。