2010年04月14日

「食材の寺子屋」5周年記念シンポジウム開催される。


 「NPO法人良い食材を伝える会(会長辰巳芳子)」では17年に「食材の寺子屋」を発足し、20-30人のこじんまりした寺子屋・勉強会を実施してきた。
 この間に135講座を開き、受講者は述べ6800人を越える実績をあげ、何度となく、江戸東京野菜の講座やシンポジウム、さらにはバスツアー等も行われてきた。
 
同会では13日、5周年記念シンポジウム『どうするどうなる「農と食」』を「東京農業大学食育研究部会」と家の光会館コンベンションホールで開催した。

良い食x@e.jpg

 一部ではパネルディスカッション「丹羽宇一郎さんと語ろう、次代を担う農業者たち」。
 パネリスト
 ・丹羽宇一郎氏(伊藤忠商事株式会社取締役相談役)
 ・澤裏彰治氏(グリーンリーフ株式会社代表/群馬県)
 ・新岡 愛氏(果樹農家/和歌山県)
 ・宮地勇輔氏(NPO農家こせがれネットワーク代表/神奈川県)
 コーディネーター
 ・中村靖彦氏(食材の寺子屋・塾長)

 二部では、元東京農業大学学長の進士五十八氏(日本学術会議環境学委員長)が『「農」とつながる緑地生活 / グリーン・エコライフ』の講演があった。



講演で進士五十八氏(日本学術会議環境学委員長)は

進士講演.jpg

・・・アーバン・グリーンライフより・・・私は都市に緑が必要だと云っている。それは公園のような緑だけでいいとは思っていない。農地が大事だとずーと云ってきた。宅地並み課税の時に農地は守るべきだと云ってきましたし、反対運動のお手伝いもした。なぜかと云うと、農と云う緑は、公園の緑とは違うと云うことです。農地の緑は命を育む緑だと云うことです。
公園は地域の人たちが直接育てているのではなく、管理するプロがやっている。
公園も地域の人たちがやるべきだと思っています。「公園の中に畑があってなぜいけないんだ!」と思っています。農家だけが土とふれあうと云うライフスタイルはおかしいと思っています。世界を見ると、ヨーロッパでは人間は土から離れるとおかしくなってしまうことを知っていた。だから都市計画の中に農地を残す。市民農園のようなものを制度化して公園緑地の一部としてキッチリ位置づける。マンションやアパートに住んでいても近くに野菜や花を栽培するところを持っていた。 デートする時は自分で栽培した花を花束にして持っていくというライフスタイルを作ってきた。ヨーロッパでは都市の歴史が長いからです。・・・(文責)


shinji.jpg
     拡大してご覧ください

このほど進士氏は、「グリーン・エコライフ」(1,575円)を小学館から発刊した。―「農」とつながる緑地生活―、「農」には、生命を育む力がある。こどもにも大人にも本当の人間らしい生き方、「人間性の回復」を可能にする。

posted by 大竹道茂 at 05:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学・NPO等の活動
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/37085472

この記事へのトラックバック