2010年04月21日

江戸東京野菜を使った料理と天覧山(五十嵐酒造)のコラボ

 先週の土曜日、文京区根津で日本酒を飲みながら、江戸東京野菜の料理を食べるイベントが持たれた。
この企画、発酵文化の応援団・隊長を自任する喜連川覚(きれかわ さとる)さんが主催するもの。
喜連川さんは、昨年の1月、日本橋の福徳塾でお会いしたのが初めてだったが、それから江戸東京野菜に注目して、何かと応援して頂いている。
この度は、お知り合いの埼玉の銘酒「天覧山」の五十嵐智勇社長に、引き合わせていただいた。


玄関.jpg

会場は文京区根津にある「ベジタブルダイニング晴れ晴れ家」。
入口の扉の後ろに、日頃のメニューがあったが「安くて美味しいものを食べさせる」お店のようだ。
店主の石川鐵男氏は、昨年の11月6日、小金井で開催した「江戸東京野菜フォーラム」に喜連川氏と一緒に来ていただいていた。
そんなご縁がこの度のコラボレーションになったもの。


チラシ.jpg

「江戸東京野菜と天覧山の酒のコラボを楽しむ会」
    お誘いのチラシ


前日、喜連川氏からメールをもらったが、これから築地の卸・金八(大野社長)さんに野菜を買出しに行ってくると書いてあった。

付け出し.jpg

1.東京産の茗荷のサラダ(左)と蕪のサラダ(右)には「純米吟醸・生」。米の旨味を感じる柔らかで落ち着いた味だ。美味し・・・、
なんでも初代は奥多摩の「澤乃井」(小澤恒夫社長)で杜氏をされていてその後独立、飯能の地に酒蔵を開いたという。

 料理の写真はこれだけ、お酒の美味しさに、写真を撮るのを忘れてしまった。石川さんごめんなさい。

2. 谷中ショウガは、「江戸辛」「江戸甘」それと「酒粕と味噌のブレンド」の3種類の味比べ、 酒は「純米にごり酒」、スッキリしたドライなにごりは、今までにない新鮮な味わいで、純米酒の旨みとにごりのハーモニーが最高です。


会場は満席。カウンターの中で(右上)、こだわりの料理をつくる石川氏(「晴れ晴れ句会」という俳句会も主催している)と着物姿が素敵な主催者・喜連川夫人の麻理さん。
講演.jpg
五十嵐社長(左下)のお話は興味深かった。     写真提供は喜連川覚氏

3 「晴れ晴れ家」特製ポテサラ(奥多摩ワサビ)には、「純米吟醸 天覧山」これには香り高く、やさしくなめらかで調和のとれた吟醸。 幸せ・・・

4 ポン酢天国(東京うど・今回は短かい立川こまち)、小松菜の胡麻和え、そして牛大根(亀戸大根)。これには「純米吟醸 喜八郎」。フルーティな吟醸香を多く含み、濃醇で丸みのある味わい。

5 みのくろ・あけちやん酒粕磯辺焼き(天覧山酒粕)、胡麻油を付けて焼いた酒粕は海苔を巻くと絶品、そして「純米大辛口 天覧山」は、ただ辛いのではなく旨味を含んだ後味スッキリ系の酒。これを常温でいただく。


6 明太パスタ(亀戸大根)、晴れ晴れ家自慢の玄米サラダ(奥多摩ワサビ)、亀戸大根の浅漬け。それには、「純米酒 天覧山(ぬる爛)」、燗をつけると本来の米の旨味を引き出すという純米酒。

 青首大根しか知らない皆さんのために、スティックにしてもらって、味噌で食べてもらった。皆さん初めての食感に驚いたようだった。


7 根野菜の粕汁(天覧山酒粕)、身体が温まる。「天覧山 江戸造り純米酒」江戸時代の仕込み配合を参考にして醸したこのお酒。これを供するときに江戸時代のそば猪口が用意されていてタイムスリップ。これぞ江戸のサプライズ!

ここで、主催者の喜連川さんから13年物の古酒、古天「純米熟成酒1997」が振舞われた。これ天覧山純米熟成酒で、琥珀色に輝き、香りは熟成香に変化をたどり、日本酒とは思えない味。

 結婚13年目という御夫妻、13年の歴史を味わい、お互いをいたわるようにアイコンタクト。

8 酒粕とヨーグルトのアイス(天覧山酒粕)と「純米SWEET」。純米酒で、しかも甘いだけでなく お酒本来の香りと旨みとコクがしっかりとある。

ぼんぼん.jpg

 参加されたご夫妻からは、「実は今まで東京の野菜があんなに美味しいとは思っておりませんでした。 この度、東京野菜を知ることが出来、本当に良かったです。家内も大満足です。」のメールを頂いた。率直に嬉しい。

また、「昨晩はおいしく、楽しく、ためになるイベントをありがとうございました。
いろいろなお話を伺うことができて、本当に楽しくすごさせていただきました。これから美味しい江戸東京野菜が気軽に手に入るようになるといいな・・・と思います。」
と・・・、お酒はいいですね。天覧山ありがとう。





この記事へのコメント
先生、文章を拝読すると料理と酒の味が蘇ります。
また、呑みたくなりました。
皆さん、江戸東京野菜について、食しながら味わい、また先生の講義もついているアカデミックな会で楽しまれたようです。
お手数おかけしてしまいました。
それでは本当にありがとうございました。
Posted by 発酵文化応援団 at 2010年04月22日 07:48
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