2010年05月03日

山形在来作物研究会の江頭宏昌会長、有難うございます。

昨年の11月に、山形大学の在来作物研究会から招かれた。
フォーラム「日本の伝統野菜・在来作物のこれからを考える」が開催され 
私は「伝統野菜・在来作物の可能性」として、「江戸東京・伝統野菜の底力」と題して話をさせてもらった。

藤沢カブ.jpg

フォーラムに先立って、江頭先生に山形の在来野菜の「藤沢カブ」の栽培地に案内いただいた。 伝統の焼畑農法で知られる「藤沢カブ」は後藤勝利さんが山の斜面で栽培している。 山焼きをしてまだ地熱が熱いうちに藤沢カブの種をばら蒔くと、休眠打破されるという。そして写真のように山一面が藤沢カブで覆われる。農業の原点を見た思いだ。

何でも山形在来作物は、最近2品目が見つかり、現在159品目とか。それだけの在来種が残っているのは、在作研の存在が大きく、この度、この活動が地域の食文化に貢献したと「第一回辻静雄食文化賞を受賞している。


その会長をされているのが江頭宏昌先生(山形大学農学部准教授)。
2005年4月から2009年6月まで4年間にわたり、江頭先生を中心に10人の研究者が山形新聞に「やまがた在来作物」を連載した。

その連載が100回に達したことから、在作研では前半の50回分を、2007年に「どこか畑の片すみで」として刊行、残りの50回分を今年の2月に「おしゃべりな畑」として刊行した。 
その江頭先生が、味の素 食の文化センターの食文化誌「ヴェスタ第78号」の文献紹介で「江戸東京野菜」を取り上げてくれた。

vesta.jpg
写真提供・味の素 食の文化センター


「Vesta」は、食文化の専門誌で、食について。文学、民俗学、歴史学、医学、経済学、調理学等、各分野で活躍する著名人が執筆しているもの。

先生は書評の中で「・・・伝統野菜関連の出版は近年非常に多い。しかし、個々の伝統野菜が伝えてきた文化や歴史をこれほどまでに詳細に記した本は珍しい。・・」「・・・読者のふるさとの足元にある資源を丁寧に見直し、継承・利用することが、地域再生のヒントになることをも教えてくれるのである」と書いていただいた。

読者が「食文化」に絞られている同誌に掲載されたことは有難い。

江頭先生には在来研の書籍紹介でもお世話になり、また機関誌「SEED Vol.7」には「文化を伝える江戸東京野菜」を書かせてもらった。
先生には感謝しきれない。


AFCフォーラム(日本政策金融公庫)4月号には、青木宏高氏(元地上〈家の光協会発行 〉編集長)が書評の頁(PDF 35頁)に「江戸東京野菜」を書いてくれた。これは、トップページ右のリンク・アーカイブに添付してある。

青木さん有難うございます。



posted by 大竹道茂 at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 全国の仲間の話
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