
日本橋の「室町 福徳塾」が、日本橋再生計画の一環としての建て替え工事のため、2010年5月末をもってクローズした。
日本の文化・伝統を軸に、今に生かす知恵を学び、交流し、発信するために、各界からの様々な講師を招き、2006年から参加型の講演を開催してきた。
主催してきた三井不動産では、これまでの講師や地元関係者を招いて30日「感謝の夕べ」を開催した。
開会に先立ち、日本橋の守り神、由緒ある建物内の「福徳神社」に参拝。 神社は新たに2014年、境内をもつ社殿として室町東街区に復活する。
福徳塾は、三井不動産と一体で、月刊「日本橋」が企画・運営を行ってきた。

これまで、
老舗講座、歴史いろり端談義、ECOEDO日本橋連続講座、エンジン01文化戦略会議、福徳塾ツアーなど、人気講座が開かれていた。
福徳塾からは2008年2月23日(土)の「歴史いろり端談義 其の7」に招かれ「江戸・東京の伝統野菜」を、
また、2009年7月2日(土)にも「歴史いろり端談義 其の14」で「江戸・東京の伝統野菜その2」をお話した。
この席では、老舗の方々をはじめ、多くの方々との出会いがあり、今日、「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」にも発展するなど、江戸東京野菜の普及推進に何かとご支援をいただいている。

福徳塾に向かう途中、江戸からの老舗、「にんべん」の前を通ったら、店の前に、今日本橋で展開されている「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」の寺島ナスが、可愛い実を付け成長を続けていた。

日本橋への思いを、寄せ書きパネルに書いたが、「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」が2年目に入ったことから、日本橋の絵を描いた小川幸治先生に次いで、江戸東京野菜を書かせてもらった。