2010年06月15日

平成22年度東京都教科書展示会で江戸東京野菜を発見

昭和56年8月、JA東京都中央会として「子供たちに残したい 身近な自然」A5版60頁の小冊子(絶版)を発行した。

古い話で恐縮だが、都市に農地がなぜ必要なのかを、小冊子にまとめたもので、東京に住む、子供たちが健やかに育つように、父兄に読んでもらおうと作成したもの。

身近な自然.jpg
拡大できる



この、冊子、著名な方々の原稿をまとめ、また資料集めの段階で江戸時代にこんなに土地の名前のついた野菜があったのかと初めて知った時だったが、「みちくさ」として都市農家の主張を分かりやすく書き込んだ。

その見出しに、小学生や中学生の教科書をイメージした文章を挿入した。
 
いずれは教科書に、江戸東京の伝統野菜の名が掲載されないものかとの思いがあったからだ。





私のブログを「お気に入り」にいれて、いつも見ていて、時々メールや書き込みなど激励してくれる、”千日紅さん”から情報をいただいた。

文部科学省の来年度採用予定の 教科書を6月4日から7月7日まで展示しています

その会場 「東京都北多摩第2教科書センター」で 見ました。(こんな内容がありました。)

★教育出版の ひろがる言葉 国語5年生(上)★
   すいせんスピーチをしよう(話す聞く)

   「・・・大蔵大根」   「千歳白菜・・・」


(詳細は大竹が独断で省略)

   P12〜P14に紹介していました。

推薦するもののよさが相手に伝わるか構成・工夫を 学習内容に 江戸野菜と地名が紹介例で載っていました。


ようやく、教科書にも、「江戸東京野菜の名前が登場した」。

この教科書を、多くの区市町村の小学校で採用してもらいたいものだ。
posted by 大竹道茂 at 06:02| Comment(0) | TrackBack(0) | その他関連情報
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