2010年06月28日

(社)国際農林業協働協会からアジア生産性機構委託事業のレポートが届く

昨年の11月だつたか、国際農林業協働協会(JAICAF)の仕事をしていた、大学時代の友人・前田明男氏から電話がきた。

なんでも東南アジア各国の政府関係者や企業団体代表者等が、日本に農業の視察に来るので、江戸東京野菜による農商連携の現状を視察させてもらえないかと依頼があったもの。

ジャイカフ.jpg

レポートを左クリック

私が、江戸東京野菜の復活を手掛けていることを、知っていたらしく、生産から販売に至る経過を学びたいと云うことだった。

それならと、「品川区で行われている品川カブによるまち興し」を紹介したが、

視察後、各国の皆さんが満足していただいたという報告は受けていたが、昨日、JAICAFからレポートが届いた。




依頼されたときの話はアバウトなものだったが、実はこの事業、国際農林業協働組合が、アジア生産性機構(APO)から委託を受けて行うもの。

私が依頼された事業は、現在、アジア諸国では、「食品産業振興」などの分野で日本の農業分野での優良事例に対して強い関心を持っているという。

そこで、APOの持つノウハウやアジア地域におけるネットワークを活用し、APOと連携しつつ日本においてアジア諸国の政府関係者・企業団体代表者等に対する研修を行うのだと云う。

 平成21年度は「地域農業・食品企業振興事例視察事業」をテーマとした農商連携の視察団を結成したもので、

参加者は、11カ国14名が12月14日、小平と品川にやってきた。

こくさい01.jpg

品川の大塚好雄商店が、直接伝統野菜を買いにか来る小平の宮寺光政さんの畑では品川カブなど、伝統野菜を栽培している。都市農業の特徴である少量多品目の栽培形態を紹介。

品川では青果店のマルダイ大塚好雄商店の大塚氏(本会会員)の強いリーダーシップで、旧東海道品川宿の3つの商店街におけるまち興しを展開、

野菜として販売する以外に、北品川の洋菓子店「孝庵」では、カブを牛乳で煮込んでムースを使ったケーキがヒットした。

品川商店.jpg
 写真上は、まんじゅうの伊勢屋、下左は洋菓子店「孝庵」、下右はギョウザ店「しおの屋」で
各店が、品川カブへの思いと、発想などについて語り、各国の皆さんは民間だからできる取り組みに驚きの連続だったようだ。


また、南品川のギョウザ店「しおの屋」では、キャベツひき肉の具にカブや葉を混ぜたもの、

また、春には、宮寺さんののらぼう菜を使ったイタリア風ギョウザ「ブ・ラ・ボー」も人気商品。

そして、まんじゅうの伊勢屋では、皮に葉を、餡にはカブと葉を混ぜたことから、この食感が人気となっている。

最近では、品川カブの丸漬も販売即完売だったことから、生産者も5人に増えている。

品川の取り組みを参加者の国で応用する場合のアドバイスも受けたとレポートには記載している。

参加国は、バングディシュ 1名、カンボジア 2名、インド 1名
インドネシア 1名、ラオス 1名、マレーシア 1名、ネパーネ 1名、パキスタン 2名、フィリピン 1名、タイ 2名、ベトナム 1名。







posted by 大竹道茂 at 05:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 品川カブ
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