2010年07月13日

「次世代につなげたい、江戸東京野菜」12日、都立園芸高校でプレゼン。


今年の3月だったか、都立園芸高校の2年生(当時)3人が3年生になって取り組む課題研究のテーマに、江戸東京野を選んだとして、タネや苗の調達の相談があった。

1銀まくわ.jpg 
昨年8月に足立区興野で見つかった「銀マクワ」も生徒の努力で実をつけた。
採種に取り組む由井君と、地域普及の歌丸さん(左)と磯貝さん(右)。



5月の初め、都立園芸高校の横山修一先生が訪ねて来られた。
学生たちの思いを実現させるため、アドバイスなどの要請があった。
勿論、快諾したが、こちらからは、将来にわたって、この伝統野菜の継続的栽培を、学校として取り組んでもらえないか、お願いした。

横山先生は、一存ではと持ち帰られたが、私の希望を実現するには、まず、1、2年生に伝統野菜の話を伝えることが重要だと、12日の講演となったもの。

 
都立園芸高校の園芸科食育講演会

都立園芸高等学校 園芸科野菜専攻の1〜2年生(200名)を対象に行ったもので、3年生になると課題別研究に取り組むことから、ある意味、講演というより課題別研究として伝統野菜に取り組んでもらうための、学生へのプレゼンテーションだ。

2園芸講演.jpg

学生諸君は静聴してくれた。

それは、興味を持ってくれたと云うことと受け止めている。
質問も沢山いただいた。

多くの学生が、東京の歴史、文化、そこで生まれた作物に興味を持っていただければありがたいことだ。

先に紹介した、
現在同校のOGとしては、筑波大大学院でタネの研究をしている、阿部希望さんとともに、学生たちにアドバイスしていくつもりだ。


校長の千谷順一郎先生ともお話する機会に恵まれたことから、東京の伝統野菜を東京にある5校の農業系高校で栽培できないか・・・。

3半白.jpg
前日夜半の強風により、馬込半白キュウリもつるをもてあそばれた感じだったが、それでも馬込半白キュウリは立派に育っていた。


たとえば
園芸高校(世田谷)が大蔵大根、馬込半白キュウリ、馬込三寸ニンジン、城南小松菜など。
農芸高校(杉並)では、高井戸キュウリ、練馬ダイコン。雑司ヶ谷ナス。東京大越ウリなど。
農産高校(葛飾)では、伝統小松菜、金町コカブ、亀戸大根、本田ウリ、砂村三寸ニンジン、砂村一本ネギなど。
農業高校(府中)では、すでにワサビ栽培はしているからウドなどの技術を残すのもいい。
そして、瑞穂農芸(瑞穂)では、多摩地区の在来作物などだ。

その地域の名前が付いた野菜を地元農業高校できちんと守られ、今後、食べたい、作りたい、と云う市民の要求に応えていくことも、地域に開かれた農業高校の重要な役割になって行くのではないか、などと千谷校長に思いを提案をしてみた。

その提案を、引き取っていただけたように、思えたが。


posted by 大竹道茂 at 06:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
この記事へのコメント
園芸高校 3年園芸科の富田 賢です。
先日は貴重なお話していただき有難う御座いました。
私は、最初江戸野菜にはまったく興味がありませんでした。しかし、江戸野菜の話を聞いてとても興味深くもっとお話を聞きたいと思いました。
また、進学したら江戸野菜の勉強が出来たら良いなって思いました。
それほど江戸野菜の魅力を感じました。
また機会があったらお話聞きたいです。

最後になりましたが、お忙しい中来て頂き有難う御座いました。
Posted by 富田 at 2010年07月13日 20:55
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/39601063

この記事へのトラックバック