
販売は小金井市内の「かごや書店」・「ブックスキャロット東小金井駅前店」・ 「ブックスキャロット緑町店」及び「JA東京むさし小金井経済センター」にて1冊200円にて販売中。
小金井市には、「江戸東京たてもの園」があり、東京農工大には歴史的衣料が保存展示されている「科学博物館」ある。そこで、江戸東京野菜を栽培すると小金井市は、江戸東京の「衣食住」が学べる「ミュージアム都市」になる。

そんな「農商連携」の町興しが小金井市では行われていたが、市内の農家が栽培する「江戸東京野菜」を多くの市民に食べてもらうことが課題だった。
素材の持ち味を生かした料理方法を広めることが重要で、それは、町興しの一翼を担うこととなることから、「江戸東京野菜料理コンテスト」の実施を企画した。


料理コンテストには、プロの料理人も参加するなど、レベルの高いものとなった。
料理コンテスト当日は、法政大学の学生サークル「あぐり」が地元農家の指導で栽培した「江戸東京野菜」も使われた。

2008年に結成された「いがねこ」。
そもそもは、小金井市制施行50周年記念の公民館イベントで「食を通じたまちの活性化」シンポジウム以降に結成されたもので、
小金井市と周辺にキャンパスのある東京農工大学、法政大学、東京学芸大学、亜細亜大学、東京経済大学などの学生が集まって、小金井市をひっくり返すような活動をしようと、サークル名を「井金小」をひらがなにしたもの。
代表の飯田剛史さんは、「このレシピ集によって江戸東京野菜のおいしい料理法を広め、普及させることを通して農商連携から、農・商・学・市民連携に広げて町の活性化にお役にたてれば・・・」と語った。