2010年07月17日

江戸東京野菜料理コンテスト・レシピ集を、学生グループが発行

昨年の12月、小金井市と周辺にキャンパスのある大学の学生たちのサークル「いがねこ(代表・飯田剛史)」が、小金井のまち興しとして取り組まれているプロジェクトに呼応して「江戸東京野菜料理コンテスト」を実施したが、このほど、出品された料理のレシピ集を発行、発売している。


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販売は小金井市内の「かごや書店」・「ブックスキャロット東小金井駅前店」・ 「ブックスキャロット緑町店」及び「JA東京むさし小金井経済センター」にて1冊200円にて販売中。




小金井市には、「江戸東京たてもの園」があり、東京農工大には歴史的衣料が保存展示されている「科学博物館」ある。そこで、江戸東京野菜を栽培すると小金井市は、江戸東京の「衣食住」が学べる「ミュージアム都市」になる。

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そんな「農商連携」の町興しが小金井市では行われていたが、市内の農家が栽培する「江戸東京野菜」を多くの市民に食べてもらうことが課題だった。

素材の持ち味を生かした料理方法を広めることが重要で、それは、町興しの一翼を担うこととなることから、「江戸東京野菜料理コンテスト」の実施を企画した。


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料理コンテストには、プロの料理人も参加するなど、レベルの高いものとなった。

料理コンテスト当日は、法政大学の学生サークル「あぐり」が地元農家の指導で栽培した「江戸東京野菜」も使われた。


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2008年に結成された「いがねこ」。
そもそもは、小金井市制施行50周年記念の公民館イベントで「食を通じたまちの活性化」シンポジウム以降に結成されたもので、

小金井市と周辺にキャンパスのある東京農工大学、法政大学、東京学芸大学、亜細亜大学、東京経済大学などの学生が集まって、小金井市をひっくり返すような活動をしようと、サークル名を「井金小」をひらがなにしたもの。

代表の飯田剛史さんは、「このレシピ集によって江戸東京野菜のおいしい料理法を広め、普及させることを通して農商連携から、農・商・学・市民連携に広げて町の活性化にお役にたてれば・・・」と語った。



posted by 大竹道茂 at 05:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学・NPO等の活動
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