良く見ると清流で、そこだけがのどかな景観をかもしだしていた。
ベンチの後ろのガラス窓から、流れてくる方向を確かめてみると、小川の流れがホーム方向に向かってきていて、駅の手前で暗渠になって、ホームの下に潜り込んでいる。

国分寺と萩山間の多摩湖線は単線で、さっき行った下り電車が次の萩山で折り返してくるが、それまで、15分ばかりのことだった。
小平市には沢山の用水が今も残っている。
小平市の西端にある小川橋付近で玉川上水から分かれ青梅街道に向かい、そこからさらに分岐して青梅街道を挿んで、南北の農地を潤していた。
宮寺政光さんの屋敷内を流れる小川用水が青梅街道駅につながっていた。
小平市小川で江戸東京野菜を栽培している宮寺光政さんのお宅にも、住まいと畑の間を小川用水が横切っている。
この用水が青梅街道駅のホームまで伸びていて、ホームの下をくぐって流れているものだった。
沼さらいと称して年に一度6月に、市役所からの案内で自治会ごとに、一年間にたまった、泥や、空き缶、ビニール類、さらに用水周りの草木の刈り取り等をおこなうという。
高度経済成長時代の昭和40年代、このあたりも下水道が整備されない中で宅地化が進み、家庭の生活排水が流れ込んでいた時代があったようだが、今では、整備され、また、流域の皆さんの協力があって、かつての清流が戻っている。

宮寺さんの畑の北100b程のところは風致地区の野火止緑地があり野火止用水も流れている。
こんなに暑いと
小川のせせらぎの お写真拝見で
涼しく(?)感じる〜〜〜
気候が良くなったら水辺の散策へ!!
水・土・大気・植物
みんな大切 地球環境を
┌|゜ο゜|┘ヨッ!