2010年08月04日

9月のミクニ・マルノウチは「東京の食材大集合」  勿論 江戸東京野菜も食べられる

昨年9月にブリツクススクエア2階にオープンした、「ミクニ・マルノウチ」も1年がたとうとしている。
9月1日から、1か月を1周年記念として「東京の食材大集合」の企画が発表された。

1ミクニマルノウチ.jpg

1階は「花弘」、2階がミクニマルノウチ


また、9月6日(月)は、三國シェフが、自らキッチンに入り、料理をつくられる、そして、東京の農業についての簡単なセミナーも依頼された。

オテル・ドゥ・ミクニでは25周年記念と、先般のAXU会員限定のコースでも実施したが、三國シェフの人柄が出て、楽しいトークになる。




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東京農業のセミナーは、ミクニ・マルノウチでは初めてとなることから、スクリーンの位置や、お客様のテーブルの位置など、主催するM&H梶E営業企画室チーフプランナーの宮田さんと、食事をいただきながらの打ち合わせとなった。

9月に予定している、「東京の食材大集合」のイメージ料理だとして、たっぷり野菜の料理を出してくれた。
1ヶ月後だから、その時の旬の野菜を使うことになるから、若干の食材の変更はあろうが、期待していただいていい。



東京の食材大集合コース
  冷製  小平・冬瓜と三鷹・大葉のヴルーテ


3冷製4.jpg

グリーンの大葉にピンクペッパーが可愛い。煎餅のような大葉を、さくさくとスープに入れると、大葉とペッパーの香りがいい。



東京野菜たっぷりのメープルヴィネガー和え
(いんげん、ゴーヤ、きゆうり、赤玉葱、からし菜、
   ルツコラ、茄子、オクラ、とうもろこし、マクワ瓜)
      奥多摩・ヤマメのリエツト
小平・冬瓜と西東京・ハーブのサラダ添え 小笠原父島・島レモン風味


4たっぷり.jpg

東京産のたっぷりな野菜。昨年、発見された足立のマクワ瓜もヴィネガーで和えて、すっきり。小平産は宮寺光政さんの野菜で、西東京産は新倉庄次郎さんのハーブだ。奥多摩ヤマメの切り身とリエットが美味しい。



  
八丈島・尾長鯛またはTOKYOXのグリエ
   青ヶ島の塩で創られた有機味噌風味
 色々東京旬野菜のタジン風、ミクニ・スタイル


5タジン.jpg

タジン鍋、タジンはモロッコ語で、よく煮込んだシチューのことだとか。
私は豚のTOKYOXを選んだが、無水で蒸され、湯気と共に現れた。
大根、ニンジン、ウド、カボチャ、いんげん、オクラ、椎茸、カリフラワー等
素材の味が生きていて、青ヶ島の天然塩(ひんきゃの塩)、紫マスタード、大粒マスタードが用意された。


     
 小笠原父島・島レモン、
   小平・幸水とマダーボール(西瓜)の
シャンパンスープ仕立てマダーポールのソルベ添え


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梨の幸水、西瓜、小笠原父島の島レモンの食感がハーモニーとなっている。
島レモンの果肉は酸味の中にも甘みが印象的で、ソルベと冷えたシャンパンスープが爽やかで、連日の猛暑を忘れさせてくれる。


紅茶と東京カヌレ


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6東京カヌレ.jpg


ミクニのカヌレは小麦粉もたまごも東京産。




8月3日の、日本経済新聞の朝刊、首都圏経済が、「ミクニマルノウチ」を取り上げ、椛田裕之ディレクターのコメントも載っていた。
また、8月3日の朝日新聞夕刊の「マリオン情報・お出かけ」でも「都心に登場・地産地消」「江戸伝統野菜多彩に」として、ミクニマルノウチほか数店が紹介されている。

江戸東京野菜が、東京の農業を引っ張り、地産地消は安定してきた。
このブログでも紹介したが、東京都の登録制度や、東京産の料理コンクールの募集が始まった。



7ブリックス.jpg

帰りに、ミクニマルノウチの階段からは、憩いの公園が・・・・。







posted by 大竹道茂 at 06:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜
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