東京新聞(都庁担当)の石川修巳記者から、「地産地消」を進める動きについて、コメントをお願いしたいと、メールが来たのは先週の金曜日だった。

写真右は星野農園の園主・星野直治さんと、左は「よし勝」の佐藤勝彦さん。
「魚も」、「酒も」、「野菜も」「都産都消」として、「飲食店続々「おいしさ発見」・都も支援」との見出し。
同紙28面にカラー写真4枚を使っての大きな扱いで「よし勝」の店内を紹介している。
「都産都消」は、東京都の農林水産部が7月ころからメディアに情報を発信し始めてから、ようやく認知されてきている。
地産地消の応援店募集を始めてから、お店の登録が続いているようだ。
東京で栽培されている野菜は、都民の食卓には畑から一番近距離にあり、新鮮だと云うことが、何よりも美味しいことにつながる。
「東京に農業があったのを知らなかった ! 」という言葉を若い人から良く聞く。まだまだ東京農業のアピールは少なく、都産都消で飲食店の応援もえて、東京の農業も元気になってくれればいいが。
同紙は、押上の「よし勝」と「ミクニマルノウチ」等を紹介しているが、よし勝のお客さんの声を載せていて、「寺島ナス」を使った揚げだしが出てくると「待ってました ! 」と宴会客から声がかかると云う。
よし勝の寺島ナスは、三鷹・星野農園のものだが、「寺島ナス」もすっかりお客さんがその味を知ったようだ。
石川記者は「伝統野菜には歴史的な背景もあり、東京の奥行きを知るという”味わい”も加わるようだ。」と物語がある付加価値についても言及している。