今回は、「裏庭の野菜たち」シリーズから「Tさんの事務所の棚にて
一芽出しのタマネギと「朽ちたミニカボチャ」「サトイモ」
「ニンニク」「大人になったキュウリ」などをお披露目いたします。
野菜の絵の展示とともに「聞かせて 野菜の話」コーナーも企画しました。野菜にまつわる話、なんでもお話ください。エアコンなどない暑いアトリエですが、お越しいただけたなら幸いです。
2010年9月吉日 葉っぱのアトリエにて 群馬直美

群馬さんは、私が勤める東京都農林水産振興財団の近くの倉庫をアトリエにして創作活動を展開しているが、昨年だったが出版社の方と一緒に私を訪ねて来られたことがあった。
まだ途中だという作品を見せていただいたが、大判の洋紙に野菜を細部にわたって詳細に描き込んであり、ひげ根一本一本まで生きていた。
細密画は、財団にも保存されているが、細密画でもなく、ボタニカルアートでもない。
「葉画という分野を確立しましたから、葉画家です」とおっしゃった。
群馬さんのお手紙には、案内状が入っていた。

9月25日〜26日の10:00〜17:00 入場無料、
群馬さんのコーナー、no.3倉庫2階Bでは「聞かせて ! 野菜の話」と、野菜の話を聞きたがっています。
話をしに行きませんか !
私のブログで、練馬ダイコンの莢を紹介したら、描いてみたいと言うので、25日にでも持っていくと約束した。
小金井の「NPO法人ミュゼダグリ」では、この秋、江戸東京野菜の絵画教室を計画している。
江戸東京野菜を知るには、栽培すること、料理すること、そして食べることによって、作物を知ることは出来るが、よく観察して描くことも重要なことだと、納所理事長の発案で絵画講座を開設することとなったもの。
講師には、群馬さんにお願いしている。
秋野菜が出盛りの頃に開催する予定である。