
「〜楽しく、おいしく、おもしろい食育〜江戸東京野菜について」
学校からは事前に、好きな野菜、嫌いな野菜のアンケートをとってもらい、それを参考に授業を作り上げたという。

好きな野菜の代表のサツマイモ、ジャガイモ、カボチャの花の写真と、嫌いな野菜の代表のセロリ、ソラマメ、ピーマンの花の写真を見せて、クイズ形式で、野菜を当てさせる。
みんな、競って手をあげるから、授業のテンションは一気に高まる。

嫌いな代表野菜のピーマンには、色々な色のピーマンがあるので、緑色が食べられなかったら、他の色のピーマンに挑戦することもすすめたりしている。
また、おいしいピーマンの見分け方や切り方も教えている。
江戸東京野菜の「寺島なす」とスーパー等に売っている「千両なす」の食べ比べの反応が面白い。
生でなすを食べたのは、全員初めてだったようで、「まずい!」という子もいたが、「とてもおいしい!」と答えた子も居て、感想はそれぞれであった。
「寺島なすが皮が硬くて、味はおいしい」と答えた子は複数いた。
こどもの「好き嫌い」は、「食べず嫌い」のような思い込みも多く、食べてみると「食べられた ! 」、「美味しい! 」というようなことが多々ある。
それだけに、酒井さんのような食育授業は重要だ。