試食に先立って、東京家政学院大学名誉教授の江原絢子先生の講演「循環型社会江戸時代の食材と料理の工夫」があり、
「食の循環例」「江戸時代の食生活の特徴」「隠居大名の日常食」「江戸中・後期の料理書の特徴「幕末の江戸の食品と価格例」と、久々に興味深いお話で、勉強させていただいた。
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プログラムでは、江原先生と共に「江戸エコ行楽重」の開発に携わった三神彩子氏(東京ガス鰹報センター主幹)の話は、江戸時代の生活の知恵を現代に生かすことがエコだと、分かりやすい。
また、楠公レストハウス料理長の安部憲昭氏は、「江戸エコ行楽重」を前に、一品一品について解説された。
途中で安部氏から「どうぞ召し上がりながら」と促されたが、皆さん箸を付けるのを躊躇するぐらいの見事な行楽重だった。
尚、「江戸エコ行楽重」については当ブログでも紹介したが、江原先生の講演が聴きたかったので、遠慮なく参加させていただいた。
皇居外苑に来られたら、この地の名所旧跡を訪ね、そして東京の地産地消、東京の食材を食べることで、初めて東京の文化を知ることができる。
江戸城があったこの地で江戸の息吹を感じながら、江戸の人々が食した行楽重を食べる。
そして皇居の歴史やそこに息づく植物や生き物など、みどころ満載のセットツアーだ。
名所旧跡が盛りだくさんで緑あふれる皇居外苑と東御苑を中心に、時間も要望に合わせてくれる。
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尚、他に「江戸エコ行楽重とエコ・クッキング講演のセット(50〜70人未満)」は、エコ・クッキングの考え方の基本と江戸からつながるエコ・クッキングの知恵、現代と江戸とエコを比較した大実験、江戸エコ行楽重の特徴などについて30分〜60分程度の内容だが、これも要望に応じてくれるという。
エコ・クッキング推進委員会事務局
TEL:03−5400−3766
内線:700−4868 担当:菊地
こんな企画もあります。