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この授業は今年で3年目になるが、そもそもは、品川区北品川の青果商・大塚好雄氏が、東海道旧品川宿の北品川本通り商店街の活性化のために、東京都小平市の農家・宮寺光政氏が栽培していた長カブを取り寄せ販売したことから話題になり、地元小学校で栽培が始まったものだ。
昨年は大塚さんがタネの供給をしたことで、品川区内の小学校16校が栽培するまでになっている。
授業は、地元の大塚氏が品川カブの歴史についてお話し、続いて、宮寺氏がタネまきから栽培の注意点を説明した。
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また、今回初めて参加した東京シティー青果の西口敏男氏が市場の話しと、1時間を3人の講師が20分ぐらいづつ受け持った。
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タネ蒔きは、昨年は屋上の菜園だったが、今年は校庭の片隅に作られた畑で行われた。
すでに宮寺さんの指示で用務員さんが、石灰、化成、堆肥をすき込んであり、タネ蒔きの準備は整っていた。

台場小学校では早速、ホームページの「平成22年度学校NEWS」に掲載している。
また、この様子は品川のケーブルテレビでも放送される。

江戸東京・伝統野菜研究会の大塚氏が日本橋で行われている、「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」のポット栽培をヒントに、品川カブを栽培しようと思い立ち、商店街の皆さんの了解を得て、20鉢のポットを設置したもの。
このポット。大塚氏が知り合いのつてで福島の森林組合からキットを購入し、バーナーで焼き目を入れて組み立てたもので、品川カブ5本ぐらいは栽培できる予定。
こちらは20日に播種されたことから、すでに芽が出て、店の前に設置してあり、各商店に管理をお願いしているが、しばらくは毎朝、大塚氏が見回り水やりなどを行っている。