今年の専門性向上研修としては7月に、野菜・草花の栽培管理(春季・夏季)を都立農芸高等学校(杉並区)で、同校教諭が講師となって開催した。
これには、公立の小中学校・養護学校等の先生等が参加している。
第2回の栽培技術「授業作り生かす野菜・草花の栽培技術」の講座は、10月14日に都立園芸高校で開催される。
同校では、 今年度から江戸東京野菜の栽培を、課題別研究で実施していることから、農場長の庭野省三先生と江戸東京野菜の指導をしている横山修一先生が検討、亀戸大根と金町コカブの栽培実習(40名で2時間)を実施する事となった。
座学では、「江戸東京野菜とは」から始まって、「固定種・交配種の違い」、「なぜ今江戸東京野菜が注目されているのか?」など、食育につながる基本を学ぶ内容となっている。
また、実習は、同校の圃場で、畑の準備として、肥料から畝立てやマルチの敷き方、播種までを実習、その後の管理についても学ぶことができるというもの。
初めて、江戸東京野菜の栽培を通して、教育者に対する「食農」「食育」の養成がはじまるわけで、こん後、江戸東京野菜のさらなる普及が期待されます。