2010年10月25日

三國清三シェフのフランス農事功労章オフィシェ章を祝う会が22日マルノウチで開催される。

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「フランス共和国農事功労章」受章ならびに「オテル・ドウ・ミクニ25周年」を祝う会は、羽鳥アナ(日本テレビ)の第一声で、それまで、懇談でざわついていた会場も静まり聞きいった。




私も農事功労章について調べてまいりましたと羽鳥アナ、シェフがいただいたオフィシェ章についての解説をされた。

「この章は、農業・水産省が、フランス農産物対外輸出、外国市場での販売促進、および フランスの食文化の普及に、特に功績のあったフランス人や外国人に授与する勲章です。


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日本人では「フランス共和国農事功労章」の受章者は20年間に140人しかおりません。

しかもオフィシェ章は料理人では、ロイヤルパークホテルの嶋村光夫総料理長、ホテルオークラの小野正吉総料理長、京王プラザホテルの緑川廣親総料理長の三人と云うことで、料理人が受章することは極めて名誉なことでございます。」


ご挨拶は友人代表として服部幸應氏と佐藤としひろ氏のお二人が述べられた。
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服部幸應氏( 服部栄養専門学校校長 )の祝辞。


羽鳥アナの紹介では、オテル・ドゥ・ミクニのオープン以来25年のおつきあいで、三國シェフも毎年服部栄養専門学校で特別講義を行っています。とのこと、

これを受けて、服部先生「今お話があったようにオテル・ドゥ・ミクニのオープン3日後ぐらいに行ったんですよ、」と当時を振り返り、「三國シェフの志、使命感はすごいものがある。 

フランスに行って素晴らしい修行をしてきたシェフの味は、皆さん認めるだろう。

 私もシバリエは持っているが、オフィシェは中々くれません。その点、三國シェフを選んだことは、フランス政府は偉いことをしたなと思っています。 

また、三國シェフにとって、ふさわしい章を受けたと思っている」と挨拶をされた。



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謝辞を述べる三國シェフは、まず皆様にお礼を述べた後、


「私たちは、お客様のご支援がすべてでございます。それから生産者あっての私たちです。

私の両親は、父が漁師で、母は農業をしていましたが貧乏でした。
 生産者の苦労は身をもって知っていますから、支援もしていきたい。

 生産者からいただいた農産物を、お客様にそれ以上に料理して食べていただくのが使命と思っています。 
今日も何人も生産者が来ていますので後ほど紹介致します。

私が尊敬している帝国ホテルの村上総料理長、それとホテルオークラの小野総料理長が今のフランス料理のベースを作ってくれました。

その尊敬する小野総料理長は66歳でオフィシェを受章されましたが、私は現在56歳でいただけたのは、まさに身に余る光栄です。

今後、日本のフランス料理界発展のため、また、子どもたちの食育、そして生産者のためにも努力致してまいります。本日は有難うございました。」



乾杯の発声を指名される

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ご紹介をいただきました。大竹でございます、
本日御列席の中には、諸先輩もいらっしゃいますが、ご指名ですので、務めさせていただきます。
三國シェフとは、7−8年になりますか、東京の農業に注目され一年間の雑誌の連載企画で農家をご紹介したのがご縁でございます。
昨年、江戸東京野菜をはじめ東京の食材にこだわった店をオープンするのでとご相談をうけわけですが、
食育、地産地消、フードマイレージを普及推進する三國シェフのおかげで、
歴史のある東京の農業、農産物の認知度も高まってまいりました。

これにより、東京産の食材を美味しく食べさせる店も増えており、東京都ではこのほどオテル・ドウ・ミクニ、ミクニ・マルノウチをはじめ99店舗を登録したところです。
これもひとえに三國シェフのおかげと生産者一同、感謝しているところです。
それでは、
本日、三國シェフのフランス共和国農事功労章オフィシエ章受章、さらにオテル・ドウ・ミクニの25周年を、ご出席の皆様、お一人おひとりの喜びとして、乾杯をしたいと思います。ご唱和をお願い致します。
乾杯 !



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ミクニ・マルノウチの黒岩シェフがお料理の説明を行った。
TOKYO Xのリエット。
「奥多摩・ヤマメのサラダ」
サラダ(赤茎ホウレン草等の野菜は西東京の新倉さん)です。

パテ・ドゥ・カンパーニュ
東京野菜のグリエ(練馬大根は練馬の渡戸さん、寺島ナスは三鷹の星野さん、ラディシュ、ベビーキャロットは小平の川添さん、椎茸は東村山の細田さん、)

ジゴ・ダニヨー
子羊のモモ肉のロースト(新倉さんのフレッシュハーブでマリネ)

鶏&バターライス(八王子の沢井農園のお米を使っている)

秋鮭のヴァプール
フロマージュ         
無花果のタルト(立川の高橋さんのイチジクです。)

ここですかさず、羽鳥アナが、「黒岩シェフの説明は、三國シェフと違って、非常にキッチリとした説明でした。」に、会場からドーと笑いが起こった。 


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色々と、小皿に乗ってお料理が運ばれてきて、生産者たちは食べていたが、乾杯の発生をした関係で、素性がわかったからか、私にも名刺交換の方々が大勢見えて、三皿しかいただけなかった。


生産者の紹介


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会が一時間ぐらい経過したところで、羽鳥アナから、三國シェフは生産者を大切にしているようで、ここで生産者の方々を紹介したいと、6名の生産者とシェフ、そして私が並び、紹介をまかされた。

写真左から江戸川で亀戸大根を栽培している木村重佳さん、亀戸大根を栽培していて、最盛期には月1万本を出荷している。
シェフが畑を訪ねた時に、亀戸ダイコンの畑の土を食べるのを見て驚いたと云う木村さん。

次が練馬大根を栽培している渡戸秀行さん、12月5日には練馬ダイコン引っこ抜き競技大会が行われますから、皆さん参加してくださいとお誘いした。

次が、小平で品川カブ(東京長カブ)を栽培している宮寺光政さん。大根と間違われるカブだが、品川では町興しに一役買っている。

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寺島ナスを栽培している三鷹の星野直治さん。江戸東京野菜には一つひとつに物語があるが、寺島ナスには新しい物語が生まれたとして、NHKのテレビで藤原紀香さんがリンゴをかじるように半分食べたことを紹介した。

次は、西東京でハーブを栽培している新倉大次郎さんは一流シェフが栽培を頼む農家だと紹介した。
最後が、国分寺の小坂良夫さんだが、今日は丸の内マルシェの会場から飛んできてもらった。

生産者から三國シェフへ感謝の言葉が語られた。

羽鳥アナからは、生産者銘々が、「あなたにとって三國シェフはどのような方ですが ! 」と質問をされていたが、栽培された農作物を見れば生産者の思いが伝わってくると、日頃から生産者を大切にしている三國シェフへの感謝の言葉が、生産者一人ひとりから語られた。



サプライズゲスト、ジョエル・ロブションがお祝いに
2時間を過ぎたころ、潟tォーシーズの浅野秀則会長兼CEOがマイクを握った。
「本日はおめでとうございます。三國さんは人柄といい繊細なお料理といい、我われが学ぶことばかりで、我々は三國さんの弟子のようなつもりでいます。

只今、フランス大使と一緒にいたジョエル・ロブションが皆さんと一緒に祝いたいと大使を振り切ってくると連絡がありましたので皆様拍手でお迎えください」

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ジョエル・ロブションのお祝いの言葉

今日は皆さんと素晴らしいお祝いの会に同席させていただけることを光栄に存じます。
今回の三國さんの受章は素晴らしいことで、私も嬉しく思っています。この章は、三國さんがこれまで、フランスのために貢献されたお仕事が評価されてのことで、嬉しく持っています。
これからも三國さんが益々、ご活躍されることを祈念して、カンパイ ! 。

三國シェフはテーブルに乗っていた野菜をとって、ロブションに生産者を一人ひとり紹介してくれたが、ロブションは小坂さんのラディシュに興味を持ったのか、生でかじっていた。




お土産

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ミクニ・マルノウチは、Hanahiroのお花で、美しく飾られていたが、帰りにHanahiroのPresered Flowerssと、子供たちにもお料理を作ってもらおうと書かれた、三國清三の「おうちでフレンチ」をお土産としていただいた。お花をクリック。

posted by 大竹道茂 at 05:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜
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