2010年11月14日

区民大学講座「江戸東京野菜を知る、食べる ! 」(後期)練馬公民館で開催される。



練馬公民館が開催している、区民大学講座「江戸東京野菜を知る、食べる」の講座が7月10日に続いて、13日に開催された。

この講座の事は、すでに7月にご報告してあるが、今回も前半で私が江戸東京野菜をお話し、後半はお昼にかけて、練馬在住の料理研究家・齊藤朝子先生が練馬産の地場産野菜を使って、わかりやすく調理指導するという講座になっている。

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品川カブを説明する齊藤朝子先生と助手の川上愛子さん。
クリックすると買ってきた泥付きの品川カブ

今回も、齊藤先生から「この時期お勧めの野菜は ! 」と、メールをいただいていたが、練馬特産の練馬ダイコンなどは12月が旬なのでまだ早いし、何があるかと考えた時に「品川カブ」が渡戸秀行さんの畑にあったのを思い出した。

齊藤先生は、早速、平和台の渡戸さんに連絡して、栽培を確認してから、当日の朝早く出掛けて泥付きで品川カブを買ってきていた。





初めに「江戸東京野菜を知る」として、私が担当したが、今回は江戸東京野菜によって各地で取り組まれている、まち興しなどの事例を1時間お話した。

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引き続き、齊藤朝子先生による、調理実習。


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◆芋煮汁

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<材料>     
   里芋  400〜500g   
  牛薄切り肉  150〜200g  
   舞茸  100g 
  こんにやく 0.5枚   
   ごぼう 10cm     
   人参 100g       
   長葱 少々

<調味料>
だし汁 4〜5カップ
醤油  大匙1
酒 大匙1
みりん 小匙2
塩   少々
サラダ油   少々

 ≪作り方≫

@里芋は皮をむき、一口大に切る。
A舞茸は食べやすい大きさに切り、熱湯にサツと通し、色を落とす。
Bこんにやくは小さく切り、湯がいてアクを抜く。
 ごぼうはささがきに切り、水にとり、ザルにあける。
 人参は短冊切りにする。
Cサラダ油で牛肉を妙め、醤油、酒、みりんを入れ、ひと煮立ちさせる。
D牛肉を一旦取り出して、だし汁、里芋、長葱を除いた野菜を入れて煮る。
E里芋がやわらかくなったら、牛肉を戻し塩で味をととのえる。
 仕上げに小口切りの長葱を散らす。




◆蕪と人参のサラダ
 江戸東京野菜 しながわかぶを使って

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<材料>
  蕪   3個      
  人参   少々
             
<調味料>
塩   小匙0.5
オリーブ油   大匙2
レモン   1個
コショウ   少々

 
≪作り方≫

@蕪は皮のまま、3〜5mmの厚さに切る。
A葉は茹で、食べやすい長さに切る。
B人参は千切りにする。
C蕪と人参を塩でもみ、しばらくおく。
DCの水気を捨て、しっかり絞った葉を合わせる。
Eオリーブ油、レモンの絞り汁の順で軽く混ぜ、コショウをふる。




◆法蓮草の炒め物


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<材料>   
法蓮草  1束      
豚薄切り 100g
  生姜 10g  
  長葱  10p 
         
<豚肉の味料>
塩   少々  
コショウ  少々
酒   少々

<炒め調味料>
塩   少々
コショウ  少々
サラダ油  適宜

≪作り方≫
@ 法蓮草は根元をよく洗い、葉と茎に分けておく。
A生姜と長葱はみじん切りにする。
B豚肉に下味をつける。
C鍋にサラダ油を熟し、塩を加えたところへ法蓮草の茎、葉の順で入れる。
 全体に油がなじんだら水を加える。
 ふたをして、ひと煮立ちしたらザルにあける。
D生姜と豚肉を炒めてから法蓮草を鍋に戻す。
E強火で手早く混ぜ、長葱、調味料を入れる。




◆菊とムカゴのご飯


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<材料> 
   米   2合  
 ムカゴ   100g  
   菊   適宜 
  
<調味料>
   塩   小匙1
   酒   大匙1
 昆布茶   小匙1

≪作り方≫

@米をとぎ、ムカゴと調味料を加えて炊飯器で普通に炊く。
A炊き上がったら、茹でたきこむ菊を混ぜる。

●菊の茄で方
@花弁をつみとる。
A酢を少々加えた熱湯に入れ、箸で菊を押し入れるようにする。
B全体がしんなりする程度まで茹で、ザルにあけて湯をきる。
C水につけてよく冷やし、絞る。
「ムカゴ」零余子。珠芽。ヤマイモの葉のつけ根に生ずるもの。
ぬかごともいう。



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皆さん共に、美味しく出来上がったようだ。
私は、齊藤先生がおつくりになったお料理を、皆さんが作っているうちに、熱いうちにといわれて、いただいた。
芋煮汁は里いもの存在感があり、牛肉を含めたくさんの食材の味が楽しめた。
蕪とニンジンのサラダは、品川カブの硬めの食感がシャキシャキして新鮮。品川カブはその葉も美味しくいただけた。品川カブの葉は野沢菜のように漬けても美味しくいただける。
ホウレン草の炒め物は、豚肉の下味がほんのりして、つややかなホウレン草と絡んでいた。
菊とムカゴは、初めて食べたので、豆と違うムカゴの食感が楽しめた。

グループごとに、和気あいあい、料理によって育まれた友情を確かめあっていた。



追録


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齊藤先生の助手・川上愛子さんが、NHKのニュースで足立の内田和子さんが栽培していたマクワの本田ウリを見て、田舎(岡山県総社市)の黒瓜にそっくりだとして、地元に伝わる伝統野菜の「黒瓜の粕漬け」を義理の姉さんに頼んで送ってもらったと、いただいた。

何でも酒粕に漬けるが、毎年酒粕を変えながら3年も漬けると云うからすごい漬物だ。

早速いただいたが、酒の香りが心地よく美味しくいただいた。
川上さんありがとうございました。


受講生の阿保幸子さんから、写真を送っていただいた。
ありがとうございます。
阿保.jpg

皆さん、齊藤先生のご指導通り美味しそうに出来上がったので、記念写真を撮った時のものだ。





posted by 大竹道茂 at 05:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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