「夢と美を楽しむ」がテーマの「家庭画報」が1月号(12月1日発行)から、「よみがえる江戸野菜12カ月」のタイトルで連載が始まった。
連載は葉画家の群馬直美さんで、当ブログで紹介している。
表紙を開くと、群馬さんが描く江戸東京野菜に、フレンチの「カンテサンス」の岸田周三シェフがエッセイを添えている。

カンテサンスは2008年から2010年まで、ミシュランの3つ星を取得、中々予約のとれないお店だ。
岸田シェフのエッセイは、毎回事前にその江戸野菜を食べてみて、そこから修行時代のことや、食材との出会いなどについて書いているが、魅力的なシェフの人柄が垣間見える。
今回の企画にあたって、「江戸東京野菜には興味を持っていた」というから、今後、江戸東京野菜・個性的な伝統野菜もシェフによってお料理に加えられることだろう。
尚、家庭画報の連載は、
1月号 内藤唐辛子、2月号 後関晩生(伝統小松菜)、3月号 亀戸大根、4月号 しんとり菜、5月号 孟宗竹の筍、6月号 馬込半白キュウリ、7月号 東京ウド、8月号 奥多摩わさび、9月号 寺島茄子、10月号 早稲田みょうかOR東京長かぶ、11月号 馬込三寸人参、12月号 金町こかぶ、の予定と聞いている。
「入場無料」 お出かけください。
因みに、家庭画報に描かれた「内藤とうがらし」は、群馬さんが三鷹の星野直治さんが栽培していたものを分けてもらってきたもの。