鹿児島大学の非常勤講師として、また、南日本新聞の客員論説委員としてご活躍の八幡正則先生から、最近の研究資料と共に、12月14日の南日本新聞に掲載された「かお」の掲載誌を送っていただいた。恐縮です。
この「かお」、練馬ダイコン引っこ抜き競技会のブログ最後、「追録」で紹介したが、共同通信の坂本佳昭記者が会場で取材してくれたもので、地方紙各社に配信したもの。
山陰中央新報、新潟日報をはじめ、多くの地方紙に掲載されたとは伺ったが、掲載新聞を送っていただいたのは初めて。
地方の読者に、東京にも伝統野菜があり、次の世代に残したいと取り組む者がいることを知っていただければ有難いことだ。
掲載誌を送っていただいた八幡正則先生は、協同組合運動を実践してきた大先輩で、定年後の生き方について私が目標にしている先生だ。
「鹿児島の食を語る会」の会長をされ、現在は顧問として鹿児島の食文化を次世代に伝えている。
鹿児島と云うと芋焼酎。
「焼酎文化いもづるの会」会長として薩摩の文化、焼酎文化伝承に情熱をもって努められている。
また、二宮尊徳の研究者のお一人で論文などがネット上でも紹介されている。
人口が減少している我が国の現状、それは二宮尊徳翁が生きた時代とダブり、財政破綻の建て直しや、低経済成長下の生き方、環境破壊の回復と保全、住みよい社会を建設するために、二宮尊徳翁の報徳思想を改めて学ぶべきと、示唆に富んだもの。
この度は「二宮尊徳の報徳思想に学ぶ 〜人口減少・財政破綻・低成長時代をどう生きる〜」鹿児島大学・稲盛アカデミーの研究紀要 第2号(2010年12月)抜粋の、26頁にわたる最新論文を送っていただいた。
先生ありがとうございました。
ご健勝で益々のご活躍をお祈り申し上げます。