20日に、宮寺農園を訪ねてくれた江戸東京野菜の料理研究家・酒井文子さんにレシピをお願いしていたら、23日に、皆さんが見えた時に、三河島菜が江戸時代に食べられていた塩漬けと、もう一品はポタージュを作ってきてくれたので紹介したが、ペペロンチーノと、和風ロールも考えてくれた。
里帰りした三河島菜の塩漬け
<材料> 作りやすい分量
・里帰りした三河島菜 300g ・塩 9g(菜の3%)
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<作り方>
1. 三河島菜をよく洗い、熱湯にさっとくぐらせる。(10秒くらい)
2. 塩をして、重石をのせて一晩つける。
* 塩だけでも充分美味しいが、昆布や唐辛子少々を入れても良い。
里帰りした三河島菜のポタージュスープ
<材料> 4人分
・芭蕉菜 300g ・長ねぎ 100g ・上新粉 大さじ1 ・牛乳 200cc
・水 200cc ・固形スープの素 1個 ・ローリエ 1枚 ・バター 20g
・塩 少々 ・こしょう(白) 少々 ・粗挽きこしょう(黒) 少々

<作り方>
1. 三河島菜は細切り、長ねぎは小口切りにする。牛乳100ccに上新粉を溶かしておく。
2. 鍋にバターを熱し、長ねぎをしんなりするまで炒め、三河島菜を加えて更に炒め、牛乳の半量と水、固形スープの素、ローリエを入れてアクを取りながら15分くらい煮る。
3. 材料が軟らかくなったら、フードプロセッサーかミキサーにかけて、鍋にもどし上新粉をといた牛乳も加えて混ぜ、一煮立ちしたら塩・こしょうで味を調える。
4. 器に盛って、黒こしょうを中央にかける。
里帰りした三河島菜と生ハムのペペロンチーノ
<材料> 2人分
・三河島菜 150g ・生ハム 30g ・にんにく 1かけ ・唐辛子 1本
・スパゲティ200g ・オリーブ油 大さじ2 ・茹で汁 少々 ・塩 少々
・こしょう 少々
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<作り方>
1. 三河島菜は、1cm長さに切り、生ハムは、みじん切りにする。
2. にんにくは、みじん切りにする。唐辛子は、種を除いて小口切りにする。
3. 鍋に湯を沸かし、多めの塩(分量外)を入れて、スパゲティを茹でる。スパゲティの湯で上がりの1分前に三河島菜を入れる。
4. フライパンにオリーブ油とにんにく、唐辛子を入れて火にかけ、香りが出るまで炒める。
5. 茹で上がったスパゲティと三河島菜を、4のフライパンに入れて混ぜ合わせる。水分が足りなければ、茹で汁を少し加え、塩・こしょうで味を調える。
里帰りした三河島菜の和風ロール
<材料> 4人分
・里帰りした三河島菜 8枚 ・豚ひき肉 300g ・玉ねぎ1/2個
・戻した干し椎茸 1枚 ・卵 1個 ・固形スープの素 1個 ・塩こしょう 適宜
・水 400cc ・醤油 小さじ1 ・ゆず 少々
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<作り方>
1. 三河島菜の青い葉の部分を切り取り、さっと茹でる。
2. 玉ねぎと椎茸は、みじん切りにする。ゆずは、千切りにする。
3. ボウルに豚ひき肉、卵、玉ねぎ、椎茸を入れてよく混ぜ、塩・こしょうで下味をつけ、8等分して俵型に丸める。
4. 鍋に、400ccの湯を沸かし、固形スープの素を溶かしておく。
5. 3を三河島菜の葉で包み、鍋に並べ、静かにスープを注ぎ入れて火にかけて煮る。
6. 一煮立ちしたら、アクをすくって15分煮て、醤油・塩・こしょうで味付けする。
7. 器に盛り、ゆずを飾る。