2011年03月10日

江戸東京野菜「目黒の筍」のルーツを訪ねて、薩摩の磯庭園へ


先日、鹿児島に行ったことを紹介したが、色々と情報があるもので、なかなかその後が書けないでいる。

鹿児島に来ると必ずここ仙巌園に来る。別名、島津家別邸の磯庭園は、スケールの大きな日本庭園だ。

目の前の雄大な桜島を築山に見立てて、その前の錦江湾の海を池に見立てたと云う雄大な借景庭園は凄い。

1-0P2258712s-.jpg

前回来た時に写真を撮るのを忘れていたので、江戸東京野菜「目黒の筍」のルーツとして、裏山に広がる「江南竹林」に向かった。

竹林の前の説明板( 竹林をクリックする )によると、「・・島津吉貴が、元文元年(1736)、中国から琉球国を通じまだ繁茂していない竹2株を取り寄せ移植した・・・」とある。




2-1P2258724s-.jpg

上の画像をクリックする

竹林の小道を登っていくと、裏山の斜面に「仙巌別館江南竹記」の碑が建てられていた。

碑文を読むほどの時間的余裕がなかったので写真を撮るにとどめたが、琉球との交易の中で中国(浙江省)から取り寄せたと云う。




0003.jpg

売店の前に桜島大根が鉢植えになっていた。

上の大根をクリックする
この時期は、抽苔が始まっていた。


追伸

今回も指宿まで足を伸ばして、「いぶすき秀水園」を起点に動く予定だ。
posted by 大竹道茂 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | タケノコ(孟宗竹)
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/43733728
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック