2011年04月07日

江戸東京野菜が輝く、目からウロコの蕎麦料理


今年の2月に、ほしひかるさん(江戸ソバリエ協会)から、江戸ソバリエの皆さんで「蕎麦料理研究会」を開くので来ないかと云うメールをいただいた。

アトリエ・グー( 料理教室 )の林幸子先生 (江戸ソバリエ) が料理を作って、皆さんで試食するという。


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「東京ウドの合わせ蕎麦」をクリック


実は、林先生、昨年の7月に「野菜の学校」で江戸東京野菜のお話をしたときに、聞いてくださって、名刺交換をさせていただいたが、江戸東京の地場産野菜に注目していると云われていた。



当日、南青山のアトリエ・グーに林先生を訪ねたが、ほしひかるさん、寺西恭子さん( 社・日本蕎麦協会理事 )、稲澤敏行さん( 潟Cナサワ商会 )、安藤誠さん( 南大塚・小倉庵 )、松本一夫さん( 江戸ソバリエ・ルシック ) の皆さんが集まった。 

ほしさんから、事前にこの時期の江戸東京野菜を紹介してほしいとのことだったので、ウドとノラボー菜を 紹介したが、当日、亀戸ダイコン(東小金井の高橋健太郎さん 090-2156-3385 )をお土産に持参した。



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クリックするとのらぼう菜のお浸しと焼いたもの


東京ウドは 須崎雅義さん 042-536-0087
のらぼう菜は、
JA東京あきがわ 五日市ファーマーズセンター(あいな)042-596-1280
JA東京みどり 立川農産物直売所 042-536-2439  を紹介したが、立川から取り寄せたようだ。



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エノキと芝エビ。
ウドのピューレーと、ワラビのピューレ―、新タケノコ。
潮の香りと山椒に七味の刺激がたまらない海苔。




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料理と一緒に飲むと美味しいということで出していただいた「まつもと」


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寺西さんがご自分で打ってきた蕎麦、こんなに蕎麦にウドが合うとは。
プツプツとした食感、ウドの繊維がこんなに美味しいとは。


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次は、アラ挽きの蕎麦( これも寺西さんが打った )。

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今度は、安藤さんの出番。手際良く「蕎麦がき」ができた。

林先生のひらめき、蕎麦がきに亀戸ダイコンのタタキ、は絶品。

これで終わりかと思っていたら、林先生が前もって、スイーツも用意してくれていた。



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ソバロールをクリック


アラ挽きの蕎麦殻と、柔らかなスポンジとの対比、餡子とクリームの対比が楽しい。

次回は、寺島ナスの季節になってから、馬込半白キュウリも加えて集まりましょうということになった。


美味しかった、目からウロコの蕎麦との組み合わせ・・・・・

林先生、ほしさん、ソバリエの皆さんありがとうございました

posted by 大竹道茂 at 00:12| Comment(1) | TrackBack(0) | そぱ・うどん・ソバリエ
この記事へのコメント
初めまして、赤坂寺庵の浅尾昌美です。
2月にお電話でお話をさせていただきました。以来先生の本を購入し、江戸東京野菜を勉強している者です。寺庵は東京の寺で開催している精進料理の教室です。いつも考えているのが、どこの野菜を使って料理するかです。3月の精進料理教室でも小坂農園さんの「うど」でピーナッツ和え、「のらぼう」で生姜和えを作りました。今回の記事のそば料理もおいしそうです。マルシェで江戸東京野菜を購入しながら精進料理教室を開催したいと思います。
Posted by 浅尾昌美 at 2011年04月08日 14:18
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