23年度 第一回「江戸東京野菜でまちおこし連絡会」に出席する予定だったが、少し早かったので、小金井市商工会産業振興プラン推進室「黄金井の里」に寄ってみた。
スタッフの内田雄二さん、高橋秀治さん、高田香織さんが迎えてくれたが、今度新たに商品開発をしている小金井産の栗を使ったアイクリームを試食してくれと云うのでいただいた。

江戸時代、多摩地区の新田開発に取り組んだ川崎平右衛門によって、原野だった小金原に栗が植えられた。
1716年(享保元年)、八代将軍・徳川吉宗に川崎平右衛門は 栗の実を将軍吉宗に献上した歴史があり、御栗林跡は 栗山公園に地名が残っている。

小金井市の名産「栗」は、同市の農産物の中でも果樹面積としては第一位で、市街地に13fあり、15tの生産量がある。
これまで市内産の栗をパウダー状にしたものを使ったアイクリームを試作したが、栗と云われないとわからないという意見もあり、
今度はツブツブ感が残り「栗の存在感」があるタイプのアイクリームを試作したもので、いただいたが美味しい。
今後、夏に向けて、アンケートの結果を反映させて販売するという。

「黄金の里」では、商品開発としてこれまで「マロンの雫」を販売した。
発泡酒でエールタイプだから違和感なく飲みやすい。
その後、ラベルの変更など、市民に話題を提供している。
「黄金の里」では酒類販売の免許がないことから、東小金井駅南口の佐藤酒店で、330ml、600円(税込み)を、1,000本限定で販売している。
秋には、小金井栗の焼酎も醸造され発売予定である。
尚、平成23年度 第一回「江戸東京野菜でまちおこし連絡会」では、23年度の事業骨子と計画について協議を行い、江戸まち連の体制強化について話し合われた。