2011年05月28日

世田谷でリンゴ栽培を始めて17年、すっかり地域に馴染んだ「内海りんご園」。


世田谷の環状8号線沿いにある「内海りんご園」で摘果作業が続く

環状8号線を走っているとブルーの網に囲まれたリンゴ園がある。
渋滞でノロノロ走っている時は気がつくが、流れている時は、歩道の並木に遮られて気がつかない。

一度立ち寄ると園主の内海博之さんの人柄と、もぎたてのリンゴの味に引かれて、リピーターになるリンゴ園だ。


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近くまで行ったので、内海さんの携帯に「近くまで来たので、伺っていいですか ! 」と電話をしたら、「しばらくです ! 畑にいます」とのことで、何人かでお邪魔した。

丁度、摘果作業を行っているところで、その合間に、隣の野菜圃場での作業と、忙しいところであった。



内海さんとは、20数年前からの知り合いで、当時は世田谷の農業後継者として、都市農業を守る運動に取り組んでいた。


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後継者の雄揮さんに初めてお会いしたが、築地の青果会社で果実販売の経験を積んで、昨年から内海さんの仕事を引き継ぐため直接学んでいて、博之さんは頼もしい後継者に目を細めていた。


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当農園はJAグループが平成9年から実施している、東京「農」の風景・景観コンテストで平成11年に賞を受賞している。

当時、JA東京中央の推薦文によると

「・・(省略)・・・内海氏は今まで野菜を中心とした生産をしていたが、何か地域の人たちのためにこの畑を役立てることは出来ないものかと考え、JAや世田谷区に相談したところ、リンゴのもぎ取り園、いわゆる観光農園を提案され、94年2月から取り組みを始めた。

苗木は農業改良普及センターの紹介で、さんさ・つがる・千秋・陽光・ふじを合わせて130本導入し、20アールほどの圃場に植えられた。

初めて経験するリンゴの肥培管理は毎日苦労の連続で、普及センターの協力を得ながら奥さんと二人三脚となり、一年一年栽培技術を習得しリンゴの実の数を増やしていった。

・(省略)・・・・・・・内海氏は、このもぎ取り園が地域の人たちに定着し憩いの場として役立つようがんばっている。」
と紹介している。

 もぎとり 1s当り1,000円
 8月中旬より 梨「 幸水」が始まり、
 その頃から早いリンゴの、「つがる」「さんさ」も収穫できる。

世田谷区千歳台4−10〈内海果樹園〉
03−3482−9157〈自宅〉

ストリートビューで見ると
りんご園の入り口はこちらです


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隣接する圃場には、トマトやナス等の果菜類が栽培されていて、これも畑で販売してくれる。

内海さんは、世田谷のリーダーの一人として、瀬田の大塚信美さん達と昔からの大蔵大根(固定種)の試作試験に取り組んだり、

千歳台の田中章治さん達と、水前寺菜( 写真左下 )の特産化にも協力する等、消費者ニーズの先取りを模索している。

posted by 大竹道茂 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京の農業と農業者達
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